ビタミンCたっぷり! 春の「イチゴ酒」

カテゴリー:漬物 投稿日:2020.03.03

真っ赤なイチゴが八百屋さんやスーパーの店頭に並んでいるのを見ると、気分が明るくなりませんか?
3~4月、いよいよ露地もののイチゴが出回ります。ハウス栽培に比べて甘さが強く、お安いのがうれしいですね。
イチゴは「ビタミンCの王様」と呼ばれ、5~8粒で1日の摂取量をまかなうことができます。ビタミンCには抗酸化作用があり、免疫力を高め、鉄分の吸収をアップさせる効果があります。
また、適量のお酒は血流を促進し、心身の緊張状態をやわらげ、ストレス発散にいいとされています。イチゴ酒は、色良し、香り良し、味も良し。イチゴ酒で春に乾杯!

 

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イチゴ酒の作り方
イチゴを洗って、氷砂糖とともにお酒に漬けるだけ。1ヵ月ほどで氷砂糖が溶けてイチゴの色が抜けたら、イチゴを取り出します。そのままにしておくと、濁ってしまいます。
新酒にはフレッシュな良さがあり、2ヵ月ほど置いておくとコクのある味と香りが加わります。イチゴ酒の味わいの変化もお楽しみください。
色の抜け出たイチゴは、水と砂糖を加えて弱火で煮て、ジャムにしましょう。柔らかくなっているので、舌触りの良い丸ごとジャムができます。アルコール分は充分に飛ばしてくださいね。

 

【材料】
・イチゴ:300g
・ホワイトリカー:500ml
・氷砂糖:80g(イチゴの甘さやお好みで調整してください)

新鮮なイチゴを選んで

 

【作り方】
1./イチゴのヘタを取って、洗う。
2./イチゴと氷砂糖、ホワイトリカーを密閉容器に入れる。

あとは待つだけ

 

3./氷砂糖が溶け、イチゴの色が抜けたら、イチゴを取出す。

お酒に色を移したイチゴ

 

漬けてから40日目のイチゴ酒

 

【関連記事】にもある通り、果実酒を作ることは原則酒税法違反ですが、家庭で自分が飲むために作る場合で、以下の3つの条件を守れば例外的に認められています。
・果実を漬け込む酒のアルコール度数が「20%以上」であること
・米、麦、あわ等の穀物を漬け込まないこと
・ぶどう・山ぶどうなどのぶどう類は使用禁止

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50ヵ国で取材。

 

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編集部
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