コトコトグツグツ! 紅茶で作る「煮豚」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2020.01.24

紅茶が発酵食品の一つで、温め効果のあることは当マガジンですでにご紹介した通りです。
寒さの厳しい日々、紅茶を使って豚肉の煮込み料理を作ってみませんか。紅茶のタンニンとテアニンが余分な脂肪を溶かし、臭みを消してくれるので、とても柔らかく美味しくなります。
鍋を弱火にかけて、コトコトグツグツ。煮込みに時間を要しますが、調理に手間がかからない点がありがたいところ。

 

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紅茶使用の煮豚の作り方
紅茶で約90分、味付けに約30分、計120分ほど煮込みます。冷凍保存ができますので、時間のある時に多めに作り置きするのもおススメです。
豚肉のブロックは、肩ロースかモモ肉、どちらでもかまいません。

 

【材料】
・豚肩ロースのブロック(モモ肉でもよい):500g
・紅茶:4g(お茶パックに入れておく。ティーパックなら2袋)
・醤油:300ml
・赤ワイン:300ml
・あんずジャム:300g
・砂糖:小さじ1
・ニンニク:1片
・からし:適宜

 

【作り方】
1./豚肉と紅茶パックを鍋に入れ、たっぷりの水を入れて、火にかける。

水は肉が隠れるまで入れる

 

2./沸騰する前に弱火にし、約90分煮込む。途中、アクを取りながら、豚肉の上下を返してまんべんなく火が通るようにする。湯が少なくなったら足す。
3./別の鍋に醤油、赤ワイン、あんずジャム、砂糖、おろしニンニクを入れてよく混ぜ、火にかけて温める。
4./2の豚肉を3の鍋に入れる。肉が大きすぎる場合は、半分に切ってもよい。

約90分煮て脂肪が落ちている

 

5./弱火で煮込む。時々、肉を返す。

じっくり煮込む

 

6./30分ほど煮込んだら、火を止め、そのまま放置して自然に冷ます。
7./薄切りにし、漬け汁はソースとして使う。お好みでからしを添える。

おもてなし料理にも

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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編集部
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