芋煮の第2弾として、今回は庄内地方のレシピを紹介します。内陸地方と大きく違うのは、味噌ベースで豚肉を使うことです。内陸地方のあっさりした汁とは一線を画す、味噌のコクがある味付けは、肌寒くなると一層美味しさが増してきます。
山形県庄内地方の「味噌と豚肉の芋煮」の作り方
芋煮の具材はその地方や家庭で異なりますが、味噌と豚肉の場合は厚揚げを入れるのが一般的のようです。お好みできのこ類を入れてもOKです。今回、出汁はかつお出汁を使用していますが、昆布出汁でも、いりこ出汁でも何でも合います。また、牛肉と醤油ベースの芋煮では出汁を濁らせないために里芋を下茹でしましたが、今回は不要です。
【材料】
・里芋:むいた状態で400g
・豚肉:200g程度(小間肉でも何でも)
・こんにゃく:1枚
・ごぼう:1/2本
・厚揚げ:1枚
・長ねぎ:1本
<出汁の材料>
・かつお出汁:1.2ℓ
・味噌:大さじ6
・日本酒:大さじ3
材料を用意
【作り方】
1./里芋は洗って皮をむき、一口大に切る。
2./ごぼうはささがきにして水に10分浸けてアクを抜く。長ねぎは斜め切りにしておく。
3./こんにゃくはアク抜き済みであれば手で一口大にちぎっておく。アク抜き済みでなければ3分程度ゆがいておく。
4./豚肉と厚揚げは一口大に切っておく。
5./鍋に出汁と日本酒を入れて火にかけ、煮立ったら4を入れて中火にして、アクを取りながら5分程度煮る。
アクを取りながら煮る
6./長ねぎ以外のすべての材料を5に入れて、柔らかくなるまで中火~弱火で煮込む。
7./具材が煮えたら味噌を溶き、長ねぎを入れてさっと煮て出来上がり。
七味をかけてピリッと