こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
小泉センセイもヨチヨチ歩きの子どもの頃から食べさせたいと推奨している納豆は、いつから食べられるのでしょうか?
新春特別対談(前編)!小泉進次郎+小泉武夫
納豆は離乳食中期(7.8カ月頃)から
ヨーグルトやしらすペースト、豆腐などのタンパク質に慣れてきた離乳食中期(7~8カ月頃)が良いとされています。
加熱すると独特の臭いや粘りも適度にとれて飲み込みやすくなり、離乳食中期の赤ちゃんでも食べやすい食材です。中期の間は加熱してペーストにするか、ひきわり納豆でも粒が大きいので細かく刻んで、1食あたり大さじ1(15g)から与えましょう。付属のタレなどは使用しません。
ひきわり納豆が便利
小粒納豆が食べられるようになるのは離乳食完了期(1歳〜1歳6ヵ月頃)です。
手づかみ食べが上手になってくる10ヵ月過ぎになると、加熱せずにひきわり納豆が食べられるようになりますが、それでも粒が大きいため、えずいてしまう場合は、ひきわり納豆を包丁で細かくたたいたり、ひきわり納豆より粒の細かいきざみ納豆が便利です。
納豆は独特の臭いと食感があるので、赤ちゃんによっては苦手な子もいます。無理に食べさせようとせず、ゆっくりと様子を見ながら与えてください。また、柔らかく茹でたカボチャやサツマイモなどの甘い野菜と混ぜてあげると食べやすくなります。
ペースト、きざみ、ひきわり
基本の納豆ペースト
【材料】
・ひきわり納豆:1パック
【作り方】
1./納豆を熱湯で茹でて粘り気をとる。
しっかり火を通す
2./ザルにあけて水気をとり、すりこぎまたは濾し器に茹でた納豆を入れ、ペースト状にしていく。
粘りは少し残る
3./ボソボソしている場合はお湯をたしてペースト状にする。冷凍保存で1週間程可能。
納豆ペーストの出来上がり
•初めての食材を使う時は少量ずつ与えましょう。
•殺菌、アレルギー予防の面からも必ず加熱調理したものを与えましょう。
•離乳食の材料は厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安にしています。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴15年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中
【参考資料】
・離乳食- 厚生労働省