行楽シーズンまっただ中です。気候も良く、美味しいお弁当を持ってどこかにお出かけしたいこの季節。これまでに当マガジンでレシピを紹介してきた発酵メニューで作る、「発酵弁当」を持って出かけませんか? 発酵食品は旨味が増して栄養価が高いだけでなく、保存性にも優れているのでお弁当にピッタリです!
発酵弁当の豪華ラインナップをご紹介
【正統派の麹漬! 「三五八(さごはち)漬け」手づくりレシピ】
これらに、新たにご紹介する最強のご飯のお供「甘酒ねぎ味噌」で作ったおにぎりを加えれば「発酵弁当」の完成です!
味噌や甘酒に含まれている乳酸菌は腸内環境を整える働きがありますが、残念ながら熱に弱いので加熱すると死んでしまいます。しかし、ねぎは加熱した方が辛みが抑えられ旨味が引き立つ特性があります。そこで今回ご紹介するのは、ねぎだけ加熱調理してから味噌や甘酒と和える特製レシピです。ぜひお試しください。
※乳酸菌の死滅菌にも役割と効果があり、味噌や甘酒の加熱調理を否定するものではありません。
●甘酒ねぎ味噌の作り方
【材料】
・ねぎ:1本(100〜150g程度)
・味噌:50g
・甘酒:50g(濃縮タイプ。砂糖無添加でアルコール分のないもの)
・ゴマ油:大さじ1
味噌は生味噌タイプがおススメ!
【作り方】
1./ねぎをみじん切りにします。ねぎは他の料理で使って残った青い部分で大丈夫です。ねぎの青い部分はクセがあるので捨ててしまう人も多いと思いますが、油で炒めることでクセがやわらぐので、ねぎ味噌にピッタリです。
青い部分を使えば経済的でエコ!
2./ごま油でねぎを炒めます。
ごま油の香りも美味しい
3./炒めたねぎの粗熱を取ってから、味噌、甘酒と混ぜ合せれば完成です。
甘酒と味噌の割合は1:1
出来上がり。ご飯のお供に最適
●アレンジ1:焼きナスに甘酒ネギ味噌を乗せて、田楽風に!
ナスはこれからが旬です!
●アレンジ2:焼いた厚揚げにねぎ味噌を!
醤油やポン酢の代わりに
●アレンジ3:生ねぎで作るならねぎ、味噌、甘酒を各大さじ1で混ぜるだけ。
※生ねぎのフレッシュな辛みと香りを楽しむため、少量使い切りがおススメです。
生ならクセが少ない白い部分で
(監修:深尾由起子)