納豆は体を作るたんぱく質を豊富に含むうえに、ビタミンやミネラル、鉄分なども含まれたバランスの良い機能性食材です。納豆汁にすると匂いやネバネバが抑えられ、納豆が苦手なお子さんでも食べやすくなるのでおススメです。
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■適齢期:幼児期(1〜2歳)から
■塩分:0.5g(1食分)
【材料】(子ども2食分)
・納豆:20g
・にんじん:20g
・ねぎ:10g
・煮干し:5g
・味噌(料亭の味 無添加):6g
・水:1カップ
作り方はとても簡単!
【作り方】
(1)だし汁を作るため、鍋に水と煮干しを入れて30分ほどおいておく。
頭を取り除いておくと良い
(2)煮干しが水を吸ったら火にかけ、沸騰したら少し弱火にして3分ほど煮て火を止め、ザルやキッチンペーパーで濾(こ)す。
濾してだし汁を作る
(3)にんじんは小さめのいちょう切り(細いところは輪切りや半月切り)に、ねぎは薄めの小口切りにする。
食べやすいよう小さめに切る
(4)にんじんをあらかじめ50ccほどの水で煮ておいてから、ネギと煮干しだし汁を入れ、沸騰したら納豆を入れる。
納豆は沸騰してから
(5)再び沸騰する前に味噌を入れて味を調(ととの)えたら出来上がり。
味噌を入れて味を調える
出来上がり
【ワンポイントアドバイス】
■煮干しはあらかじめ頭を取り除いておくと、苦みが出ることもなく子どもが食べやすい味に仕上がります。
■味噌の風味を損なわないためにも、味噌を入れてから沸騰させないように注意しましょう。
■納豆を細かく刻んだり、ひきわり納豆を使っても美味しくいただけます。
レシピ=小野友紀/武蔵野短期大学准教授。管理栄養士。乳幼児期の食をめぐる課題・食事援助のあり方などの研究を進めている。主な著書に『保育園の食事−離乳食から幼児食まで−』(芽ばえ社)など。