味噌とパンという組み合わせは意外と思われる方も多いと思いますが、実は群馬県では40年以上前から食べられていて、パン屋やスーパーでもよく見かけられます。学校でも給食に出されるほどのソウルフードなんです。
愛知県では家庭でトーストなどに八丁味噌系の合わせ味噌を塗って食べるそうです。
ふかふかっとした蒸しパンタイプや、菓子パンタイプ、赤味噌、白味噌の違い、あんこが入っている、ゴマ、くるみなどが入っているなどお店や各家庭で違いがありますが、甘じょっぱいぽたぽた焼きのような風味はどこか懐かしく、クセになる味わいです。
材料もいたってシンプルで、味噌、食パン、はちみつ、バターと冷蔵庫に常にありそうな食材で作ることができるのも嬉しいですね。
おやつにも朝食にもぴったりな発酵三昧の”健康腸食パン”を作ってみてはいかがでしょうか?
【材料】
・食パン:1枚
・味噌:小さじ1
・はちみつ:小さじ1
・バター:適量
【作り方】
1./味噌とはちみつを混ぜ合わせておく。
2./バターを塗った食パンに1のはちみつ味噌を塗ってオーブントースターで4、5分焼いたら出来上がり!
バターと味噌のいい香りが広がる
【相性の良いアレンジ】
・チーズをのせて焼く(同じ発酵食品のチーズとの相性は抜群)
・納豆をのせて焼く(和風テイストになり、納豆好きにはたまりません)
・鰹節やネギ、ジャコをのせて焼く(塩気の効いたパンチのある味わいです)
・きな粉やゴマをかけて焼く(和菓子のような素朴で懐かしい味です)
下の写真はバター、はちみつ味噌を塗った上にチーズとじゃこをのせて焼きました。海苔をトッピングするとおかず系トーストに。
日本の発酵食品の味噌、西洋の発酵食品のパン、ヨーロッパでは定番の発酵バター、スーパーフードとしても注目を浴びている※ローハニー(生はちみつ)など素材にこだわってみても面白いかもしれません。
※ローハニーは、食物酵素を熱破壊しない方法(46℃以下の低温)で、不純物を除去するだけの目的でフィルタリングすることにより、はちみつ本来の味や香り、栄養素や殺菌・抗菌作用を維持しているアルカリ性の発酵食品。時間の経過とともに徐々に発酵が進み、賞味期限は普通のはちみつよりも短く2年ほど。