寒い季節、おでんが食卓に上がるご家庭も多いのではないでしょうか?
コンビニなどでおでんを買うと必ず付いてくる辛子。四国・愛媛では「みがらし」という辛子味噌を付けて食べられることはご存知でしょうか?
「みがらし」とは、愛媛県南部の通称”南予(なんよ)地方”に伝わる甘辛い調味料のこと。宇和島をはじめとした南予の郷土料理に欠かせない調味料なのです。
原料は、南予地方や九州で伝わる甘口味噌・麦味噌と和辛子に、酒、酢、砂糖を加えて混ぜたもの。南予地方では、宇和島の郷土料理「ふか(さめ)の湯ざらし」や、冷奴に付けて食べられることでも知られています。
●みがらしの作り方
【材料】
・和辛子:大さじ1
・水:少々
・麦味噌:大さじ2~3
・酒:大さじ1
・酢:大さじ1
・砂糖:大さじ1
【作り方】
1./和辛子粉を器に入れ、水少々を加えて練り混ぜる。
和辛子は好みの辛さに調節しよう
2./1の辛子を1時間ほど写真のように蓋をして寝かせる。
粉辛子は寝かせることで辛味や風味がアップする
3./寝かせた辛子をすり鉢に移し、麦味噌を加え、混ぜ合わせる。
麦味噌はできれば愛媛産のものを選ぼう
4./3に酒、酢、砂糖を加えさらに混ぜ合わせて均一に混ざったら、完成。
砂糖の量はお好みの甘さに調節