タラが旬を迎え、生タラコも比較的容易に手に入る季節です。そこで、ご飯のおかずベスト3には必ず入る「辛子明太子」を自作しませんか。辛さ調整はお好み次第。添加物一切なしの鰹節と昆布の旨味とコクを加えた逸品は、ご飯のおかわりが止まらなくなること間違いなし! 生タラコが手に入らなければ、生食用の塩タラコでも作ることができます。
「辛子明太子」の作り方
コツは、おいしい漬け汁を作ることにあります。後はタラコを漬け込むだけでOK!お好みの味に仕上げた自家製明太子は別格の美味しさです。なお、入手しやすい生食用の塩タラコで作る場合は作り方4から始めてください。
【材料】
・生タラコ:2腹(2つで1ペアになっているのが1腹)
◆下漬け用汁
・日本酒:150cc
・塩:大さじ2
◆本漬け用漬け汁
・日本酒:150cc
・昆布:5cm
・鰹節:1パック
・柚子のしぼり汁:大さじ1/2
・醤油:大さじ1/2
・砂糖:大さじ1
・唐辛子粉:20~30g(お好みで)
今が旬、新鮮な生タラコ
【作り方】
1./生タラコに下漬け用塩のうち小さじ1程度を振りかけて、冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。その後、キッチンペーパーで水分を拭き取ったら、下漬け用の日本酒に生たらこを入れ、酒で洗い、ザルに上げておく。
2./タラコを洗った酒を鍋に入れ、残りの下漬け用塩を加えて2~3分沸騰させ、アルコールを飛ばす。鍋ごと氷水を入れたボウルに浸けて、よく冷ます。
3./1と2をチャック付き保存袋に入れて冷蔵庫で1晩寝かす。
4./本漬け用の酒に昆布を入れ、弱火で約5分沸騰させてアルコールを飛ばす。そこに鰹節を入れ1分沸騰させたら火から下ろす。
※生食用塩タラコで作る場合は、この4の工程から始めてください。
5./4が熱いうちに鰹節を濾し、唐辛子、砂糖、醤油、ゆずのしぼり汁を入れてよく混ぜる。
6./5を昆布ごと氷水でしっかり冷やしてから、チャック付き保存袋に入れ、下漬けしたタラコ(生食用塩タラコ)を入れて空気を抜いて密封する。
昆布も一緒に漬け込む
7./このまま冷蔵庫で1週間ほど本漬けする。漬かりむらのないように、時々袋ごと天地を逆にする。
8./1週間経ったら7をザルに上げ、液を切って出来上がり。
本漬け後。漬け汁を吸いふっくら
たっぷり召し上がれ!