ギラギラした日差しに、クラクラくる暑さ!こんな時季には太陽の恵みがギュッとつまって、手軽にエネルギー補給もできる果物が最適!夏バテ予防のお助け食材として見直してみましょう!
人気ランキング発表!! 1番人気は??
現在国内で生産されている果物は約130品目。近年は地方の特産物や、外国産の果物も手に入れやすくなり、季節ごとにさまざまな果物が楽しめますが、日本人が一番好きな果物は何でしょうか?
果物に関するインターネット調査〔2016年6月1日~5日実施、11,275名が回答、マイボイスコム(株)調べ〕によると、No.1はいちご。何と71%の人が挙げています。ショートケーキに使われるなど、1年中目にする機会のある果物なので、さすが女王!と言いたくなる結果ではないでしょうか。次いで「もも」「梨」「みかん」「りんご」が上位に。
また、同調査で果物を食べる理由として多く挙げられたのは、「おいしい」「好き」。日本人の果物好きがうかがえます。近年は、品種改良により新顔が登場したり、輸送技術の発達で海外産の果物も身近になり、ますます果物の楽しみは増えています。
日本人は果物が足りていない!?
あなたは果物を毎日食べていますか? 実は、日本人の果物の摂取量はあまり高くなく、平均105g/日(平成26年国民健康・栄養調査報告)。厚生労働省が「健康日本21」で目標とする200gの半分程度です。これは先進国のなかでは最低レベルの摂取量で、しかも近年減少傾向にあります。
前述の調査でも果物の摂取頻度は、週2~3回と回答した人が最も多く、毎日食べる人は3割弱。年代別にみると、50代以上の女性では4割強と毎日食べている人が多いのですが、20~40代の男性、20代女性は1割台でした。食後のデザートというイメージの果物ですが、毎日食べている人は案外少ないのです。
果物のチカラを見逃すな!
果物はおいしいだけの存在ではありません。果物を食べる理由に「ビタミンを摂取できる」「健康によい」「胃腸やおなかの調子を整える」という回答がありましたが、果物は私たちの健康の強い味方。体内の余分な塩分排出を助けるカリウム、美肌によいビタミン類、便秘改善やコレステロールの吸収を抑制する食物繊維などが豊富です。また、いちごのアントシアニンやみかんの β-クリプトキサンチンのように、果物の色素や苦味、渋味などにはさまざまな抗酸化物質があり、がん予防などの効果が期待されています。
もっと果物を!
そのままでもおいしいですが、果物は料理の材料としてもとっても優秀。デザートを食べる習慣がない人なら、果物を料理に使うのもよいでしょう。グレープフルーツやキウイをサラダや冷製パスタに、柑橘類やりんごを肉料理など、さまざまに使えます。甘酸っぱい風味がアクセントとなって、塩分・油分が控えめでもおいしく仕上がります。また、「ストレスで甘いお菓子に手が伸びがち」「夏はアイスクリームを毎日食べる」という人は、ぜひ果物に置き換えましょう!