
「花粉症予防のお料理はないの?」
友人からのSOSに、なんとか応えたいと思って考案したのが今回のレシピです。
レンコンと長芋に含まれる成分が、喉の粘膜を保護して、花粉やウイルスの侵入を防ぐ効果があるとされています。アレルギー反応を抑えるタンニンや感染症予防効果のあるビタミンCも豊富。さらに、高タンパクで幸せホルモン(セロトニン)食材のチーズと整腸作用のある塩麹を加えて心身も整えましょう。
料理法は、タンニンやビタミンCが水溶性なので、水を使わない揚げ物にしました。変色予防のために水にさらす必要もありません。
「体に良い物を食べている」という自覚をもって、前向きに春を迎えていただけますように。
レンコンと長芋とチーズの揚げ物の作り方
材料は、作りやすい分量で大丈夫です。固い材料から順に、フードプロセッサーかミキサーにかけて攪拌します。機材のない場合は、すり鉢などで対応してください。お好みで多少つぶつぶ感を残すもよし、なめらかなペースト状にするもよし。薄力粉はグルテン化するのを避けるため、最後にさっくりと混ぜてください。
【材料】
・レンコン:180g程度
・長芋:180g程度
・粉チーズ:30g程度
・卵:1個
・塩麹:大さじ1
・薄力粉:大さじ3
・サラダ油:適量(目安として300mlから500ml)
【作り方】
1./レンコンの皮を薄くむき、汚れていたら切り口も薄く切り落とす。ひと口大に切り、フードプロセッサーかミキサーにかけて撹拌する。

レンコンは粒々が残ってもよい
2./長芋も皮を薄くむき、汚れていたら切り口を薄く切り落とし、ひと口大に切る。1のフードプロセッサーかミキサーに加え入れて、レンコンとともに撹拌し、ペースト状にする。

ペースト状にする
3./粉チーズと卵と塩麹を、2のフードプロセッサーかミキサーに加え入れて、軽く撹拌して混ぜる。
4./フードプロセッサーはブレード(刃)を取りだし、ミキサーはペーストを他の容器に移すなどして、薄力粉を混ぜやすいように準備したうえで、薄力粉を加えて、ヘラなどでさっくりと混ぜる。

薄力粉はさっくりと混ぜる
5./フライパンにサラダ油を入れ、火にかける。油の量は、1.5センチ程度の高さになるようにする。温度は170度から180度。温度の見方は、水分を軽くふき取った菜箸を油に入れたときに細かい泡がシュワシュワと出る状態。
6./5のタネをスプーンですくって、丸くまとめながら、6のフライパンに落として揚げる。

タネを揚げる
7./ひっくり返して、全体をキツネ色に揚げる。

大人にも子どもにも人気の味
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。
四六変形判(厚さ0.9×横13.4×縦19.6cm)
192頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-48-2
◎入手方法
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