
アブラナ科のごちそう“菜の花”は、ほろ苦い味わいと爽やかな香りが魅力です。中でも、辛子との相性は格別で、ぜひ味わいたい一品です。
菜の花料理の定番でもあるおひたしに、ピリッと辛子をきかせていただくと、口中に広がるほろ苦さと同時に感じる辛味が心地よく重なります。菜の花そのものの持ち味を引き立てた大人の味わいのおひたしです。
菜の花の辛子おひたしの作り方
【材料】
・菜の花:1把
・出汁:1カップ
・淡口醤油:小さじ2
・みりん:小さじ2
・塩:小さじ1
・水辛子:大さじ2
【作り方】
1./塩(分量外)を入れた熱湯で、菜の花を茹で、ザルに上げ、手早く粗熱を取る。
2./鍋に、出汁、淡口醤油、みりん、塩を入れ、火にかけ、ひと煮立ちしたら火を止める。粗熱が取れたら水辛子を入れ、よく混ぜる。

冷めてから水辛子を入れ風味を保つ
3./平たい容器に、1の菜の花を並べ、2を茶こしを使ってそそぎ、菜の花全体が汁に浸るようにする。

菜の花にむらなく味が入るよう平らに
4./20~30分ほど浸けたら、食べやすい長さに切り、器に盛り付け、出来上がり。

色よく味よく菜の花の辛子お浸し
素材そのものの持ち味を、まっすぐに感じることができるおひたしです。旬の恵みを引き出した味わいは、口にやさしく広がり、食卓に静かな豊かさを与えてくれます。ごはんに寄り添うおかずとしてはもちろん、お弁当のおかずとしても重宝します。控えめながら満足感のある一品、菜の花が出回っている今の時期にぜひ楽しんでみてください。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://kokookuda.com/)
四六変形判(厚さ0.9×横13.4×縦19.6cm)
192頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-48-2
◎入手方法
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