
キムチとごはんの抜群のコンビネーションを、ひとくちサイズのおにぎりで手軽に楽しめる「チュモッパ」。韓国家庭料理の定番で、キムチや漬物に加え、肉や野菜などを刻んでごはんに混ぜ込んで作るおにぎりです。
発酵から生まれる酸味と旨みがごはん全体に絡み合い、豊かな風味が広がります。私たちにもなじみやすい味わいです。
白菜キムチのチュモッパの作り方
【材料】
・温かいごはん:1合分
・白菜キムチ:50g
・たくあん:20g
・青ねぎ:2本
・鶏ひき肉:60g
・生姜:20g
・刻み海苔:約2g
・ごま油:大さじ1
・黒ごま:大さじ1
・塩:少々
【作り方】
1./生姜をすりおろし、鶏ひき肉によく混ぜ、10分ほど置いておく。
生姜の爽やかさを鶏ひき肉に加える
2./白菜キムチを刻む。たくあんは薄切りにして、刻む。
漬物は、7~8mmの大きさに切る
3./青ねぎを小口切りにする。
4./フライパンにごま油を入れ、熱し、鶏ひき肉を炒める。
5./鶏ひき肉に火が入ったら、塩を少々し、刻んだ白菜キムチとたくあん、青ねぎを混ぜ、火を止める。ボウルに具材を移し、温かいごはんと黒ごまを加え、混ぜる。
具材を、バランスよく混ぜ合わせる
6./手のひらを湿らせ、一口大の丸いおにぎりを作る。
丸い姿が、目にも楽しいチュモッパ
7./バットに刻み海苔を広げ、おにぎりにまぶし、器に盛りつけたら出来上がり。
刻み海苔は、ふんわりと軽くまぶす
ごはん1合分で12個のチュモッパ
キムチのほどよい酸味とたくあんのほんのりとした甘み、生姜の香る鶏ひき肉の味わいがひとくちごとに広がります。仕上げにまぶした刻み海苔の香りがアクセントになります。
食事としてはもちろん、軽いスナックやおつまみとしてもぴったりで、いつものおにぎりメニューに加えたい一品です。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://kokookuda.com/)