温冷どちらも美味しい!「タマネギ麹のトマトシチュー」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2025.09.09

猛暑と思っていたら急に涼しくなったり、外は暑いけれど室内では冷房がききすぎていたり、と体調管理が難しい時季です。そんなときにおすすめなのが、熱くても冷たくても美味しいシチュー料理。水溶性のビタミンもしっかり摂れます。
今回はトマトの酸味とみりんの甘味に加えて、タマネギ麹でさらに美味しく腸内環境を整える効果が期待できる一品に仕上げました。

 

タマネギ麹のトマトシチューの作り方
火を通す時間のかかる食材から順々に、お鍋に入れていきます。トマトは皮の部分にリコピン、ビタミンC、ビタミンK、植物繊維を多く含んでいますので、ヘタを取ったら皮つきのままひと口大にして煮込みましょう。形はくずれてもOKです。
ブロッコリーも茎にビタミンCやβカロテンが豊富なので、根元の硬い部分のみを切り捨てれば使いきりましょう。
加熱しすぎないようブロッコリーの房(花蕾部)とマッシュルームを入れたら、さっと味つけするのがコツです。

 

【材料】
・トリモモ肉:200g
・ニンジン:1/2本
・タマネギ:1個
・ジャガイモ:1個
・ブロッコリー:1/2個
・トマト:2個
・マッシュルーム:1袋(6個ほど)
・ケチャップ:大さじ6
・タマネギ麹:大さじ1
・固形ブイヨン:4個
・コショウ:少々
・水:1000ml
・みりん:20ml
・ローリエ(月桂樹の葉)(なくてもよい):2枚

 

【作り方】
1./大き目の鍋に、トリモモ肉と水を入れ、中火にかける。アクを取りながら煮る。

トリモモ肉を加熱してダシをとる

 

2./ニンジンをひと口大に切って、鍋に入れて加熱する。ブロッコリーは茎の硬い部分を切り捨て、茎の柔らかい部分をひと口大に。ジャガイモは皮をむき、芽の部分を切り取って、大き目のひと口大に。順々に加熱していく。適宜、アクを取る。
3./タマネギはくし切りにする。タマネギが大きい場合は、横半分に切ってからくし切りにする。鍋に入れて加熱する。

野菜を次々に加熱する

 

4./トマトはタテ4つに切り、ヘタを切り捨てたら、ひと口大にして鍋へ。
5./タマネギ麹とローリエを入れて、蓋をして煮込む。

薄桜色の万能調味料・タマネギ麹

 

6./すべてに火が通ったら、マッシュルームとひと口大にほぐしたブロッコリーを入れる。
7./ブイヨンとケチャップとみりんを入れ、少し火を強めて沸騰直前まで煮る。

ブロッコリーが煮崩れない程度に

 

8./アクを取る。コショウ少々を振り入れて、味を調える。
9./冷シチューにしたい場合は、あら熱を取ってから冷蔵庫に1時間以上置いて、冷やす。

熱くても冷たくても美味しいシチュー

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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