アフリカ版トマトシチュー「マフェ」はピーナッツが決め手

カテゴリー:レシピ 投稿日:2019.04.19

「マフェ」と呼ばれる聞き慣れない料理をご存知でしょうか。「マフェ」は西アフリカにみられる家庭料理。なかでもアフリカ大陸の最西端の国・セネガルでは広く親しまれています。

「マフェ」とは、玉ねぎやトマトなどの野菜と肉を炒め、シチューのようにトロトロに煮込み、セネガルの特産品であるピーナッツのペーストを仕上げに入れた料理。ご飯とともにいただきます。

じつは、セネガル人の主食はお米という、日本人との意外な共通点があるのです。一人当たりのお米の消費量は日本人を上まわるほど米食のセネガル人たち。現地語で「炊き込みご飯」を意味するのが「チェブ」。「チェブ・ジェン(魚)」「チェブ・ギナール(鶏肉)」など、ご飯をつかった料理が多く、なんとも親近感がわいてきます。

さて、「マフェ」の最大の特徴はやはりピーナッツです。ピーナッツの香ばしい風味が食欲をそそるセネガルの味。いつもの煮込み料理に飽きているあなた、ぜひお試しください。

 

マフェの作り方
【材料】3~4人前
・玉ねぎ:中2個
・手羽元:6~7本
・トマト:1缶
・唐辛子:2本
・ローリエ:1~2枚
・ピーナッツバター:大さじ3
・バター:大さじ2~3
・にんにく:1片
・塩こしょう:適量

 

【作り方】
1./玉ねぎは薄切りにし、にんにくはみじん切りにする。

2./鍋に火をかけ、バターをひき、弱火でにんにくを炒める。香りが出てきたら、玉ねぎを加えしんなりするまで炒める。

にんにくは焦がさないように注意!

 

3./2に手羽元を加え、表面に火が通るまでよく炒めたら、ピーナッツバターを加える。

手羽元はよく炒めよう

 

4./ピーナッツバターが全体になじんだらトマト缶、ローリエ、唐辛子を加えて煮込んでいく。塩こしょうで味を整えたら完成。

塩こしょうは味をみて調整しよう

 

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編集部
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