ゴーヤの苦味を上手に抜いて「ゴーヤとタコの酢の物」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2025.08.29

今や夏野菜として全国区になった、沖縄の特産野菜ゴーヤ。ビタミンCがレモンより多く、食物繊維と水分が豊富、体の熱を冷やす働きがある、など暑いときには最適の食材です。特有の苦みは、塩もみで抜くことができます。
今回は、疲労回復に効果の高い「酢の物」を作りましょう。一緒に使うタコはビタミンやミネラル、ワカメはヨウ素やカルシウムを豊富に含んでいます。おまけに、タコもワカメも高たんぱく低カロリー。レモン果汁を加えて、すっきり爽やかな酢の物を目指しました。

 

ゴーヤとタコの酢の物の作り方
ゴーヤは、塩でもんだ後、しばらく放置します。生ワカメは水戻しします。これらの待ち時間中に、タコを切ったり、タレを作ると、時間の無駄がありません。
レモンは青ユズやスダチに、タコはエビなどに替えても作れます。

 

【材料】
・ゴーヤ:1本(240gほど)
・タコ(生食用):40g
・生ワカメ:10g
・酢:大さじ1
・うすくちしょうゆ:大さじ1
・みりん:大さじ1と1/2
・レモン果汁:大さじ1

 

【作り方】
1./ゴーヤの両端を切り捨て、タテに切って、種とワタを取り出す。ゴーヤが長い場合は、横半分に切ってからタテに切る。1ミリほどの薄切りにする。

ゴーヤを薄切りにする

 

2./ザルに入れ、塩でもみ(分量外)、放置しておく。

ゴーヤを塩もみして放置

 

3./生ワカメを水洗いし、たっぷりの水(分量外)に浸けておく。
4./タコを輪切りにする。
5./タレを作る。酢、うすくちしょうゆ、みりん、レモン果汁をよく混ぜる。

レモンの香り爽やかなタレ

 

6./2のゴーヤをザルに入れたまま、流水でしっかり洗い、余分な塩分を落とす。水分をしっかりしぼる。3の生ワカメはザク切りして、水分をしぼる。

具材の準備完了

 

7./ボウルに、6の具材と5のタレを入れ、よく混ぜる。器に盛って、出来上がり。

疲労回復に効果あり!

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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