味噌で美味しく~酒粕味噌のバーニャカウダ~

カテゴリー:味噌 投稿日:2025.08.08

バーニャカウダは、イタリア・ピエモンテ地方の料理です。ピエモンテ語で「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「温かい」を意味します。この温かいソースの伝統的な材料は、アンチョビ、にんにく、オリーブオイル、塩というシンプルなものです。

このバーニャカウダソースを、今回は、旨味たっぷりの酒粕と味噌を合わせた酒粕味噌ペーストを使い、本枯節の粉を合わせて、和風なアレンジで作ってみました。

弱火でふつふつと煮ることで酒粕のアルコール分がなくなり、お子さまをはじめどなたでもいただけるソースが出来上がります。

バーニャカウダソース用の温めながら出す器でも、食べる直前に温めて添える、あるいは、冷たくしても美味しくいただけます。お好みの野菜にうま味たっぷりの酒粕味噌バーニャカウダソースを合わせて召し上がれ!

 

【材料】

◆酒粕味噌ペースト◆

・酒粕:100g

・味噌:100g

・本みりん:100ml

 

◆バーニャカウダソース◆

・酒粕味噌ペースト:大さじ3

・本枯節粉:大さじ1

・牛乳:50ml

・にんにく:2片(すりおろす) 

・オリーブオイル:大さじ2

・塩:少々 

・胡椒:少々

・野菜:きゅうり・にんじん・セロリ・ブロッコリー・じゃがいも・さつまいも・かぼちゃなど、お好みで!

野菜をたくさん食べましょう!

 

1./酒粕味噌ペーストを作る(2025年6月30日配信「味噌で美味しく~味噌と酒粕でしっとり美味しい鶏むね肉~」参照)。

冷蔵庫に作り置きしておくと便利

 

2./酒粕味噌ペースト、本枯節の粉と牛乳、おろしにんにくを小鍋に入れて弱火にかける。煮立たせないようにふつふつとさせながら、泡立て器で丁寧に混ぜる。

酒粕味噌と本枯節が合う!

 

材料を全部鍋に入れる

 

丁寧に混ぜて乳化させる

 

3./丁寧に混ぜながら弱火で煮立たせて乳化させ、バーニャカウダソースを作る。

ソースの出来上がり!

 

4./野菜を準備する。カリフラワーは、好みの硬さに茹でる。マッシュルームとプチトマトは、半分に切る。人参、セロリ、きゅうり、パプリカは、長さを揃えスティック状に切る

お好みの野菜を用意する

 

5./準備した野菜に和風で旨味たっぷりのバーニャカウダソースを添えて、召し上がれ!

旨味たっぷりのソースが美味しい

 

坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

 

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この記事を書いた人

編集部
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