
ジョンとは、韓国料理で野菜や魚、肉などに粉をつけ、卵を衣にして焼く、イタリア料理のピカタと同じような料理です。韓国では、祝日やお正月など華やかなお祝いの日や、家族が集まる日にいただくことが多いそうです。
今回は、米みそで味噌床を作りホタテを漬けて、米粉と溶き卵を使うことで、軽い衣の美味しいジョンになります。
味噌漬けで味わいが深くなり旨味がギュッと詰まったホタテのジョンを、ぜひおためしあれ!
ホタテを漬けた味噌床は、味噌汁にして美味しくいただけます。
【材料】
・ホタテ:250g
・卵:1個
・しそ:ホタテの数の1/2枚
・米粉:適量
・米みそ:100g
・酒:大さじ2
・本みりん:大さじ2
・甜菜糖:小さじ1
・サラダ油:小さじ2
味噌でホタテの旨味アップ
【作り方】
1./分量の米みそ、酒、本みりん、甜菜糖をよく混ぜ合わせ味噌床を作る。
よく混ぜ合わせた味噌床を作る
2./1で用意した味噌床を容器に1/2敷き詰める。その上に表面の水分を拭いたホタテを並べ、ホタテの上に残りの味噌床を置いて、ラップで軽く押すように漬ける。1~2時間で美味しく漬かりますが、半日~1日冷蔵庫で漬けるとしっかりとした味わいになるのでお好みで調整する。
平らに並べて
残りの味噌を敷き詰めるように
ラップで覆っておく
3./青じそは、縦半分に切っておく。ホタテの味噌はキッチンペーパーなどでふき取り、1つずつに青じそ半分を巻き付け全体に米粉を薄くつける。
味噌はふき取る
米粉は全体につくように
4./卵は溶いておく。フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、フライパンが熱くなれば火を弱めてから、3で用意したホタテを溶き卵にくぐらせて焼く。焼き色が軽く付いたら裏返し、両面を3~4分ほど焼いてホタテに火が通ったら出来上がり!
焦げないように注意して焼く
焼きたても冷めても、美味しい!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)
304頁
定価:本体1,800円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-43-7
◎入手方法
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