
味噌にみりんで甘味をつけ、本枯節の粉も混ぜることで味わい深い味噌だれができます。
調味料を混ぜて、鍋で煮詰めるだけで美味しい味噌だれの出来上がりです。今回は、その味噌だれにゆで卵を漬けて、美味しいゆで卵の味噌漬けにしました。
秋のピクニックのお弁当や、サラダのトッピング、麺の具、細かく切ってマヨネーズであえて卵サンドとしても美味しくいただけます。もちろん、そのままでも美味しい味噌漬け卵です。冷蔵庫に常備菜のひとつとして作り置きをしておくと、もう一品欲しいときにも重宝です!
【材料】
・卵:6個
・味噌:100g
・日本酒:50ml
・みりん:100ml
・本枯節粉:10g

みりんと本枯節粉がポイント
1./味噌だれを作る。鍋に味噌、日本酒、みりん、本枯節粉を入れて、よく混ぜ、中火にかける。

調味料をすべて混ぜる
2./混ぜながら少し沸いてきたら弱火にして、焦がさないように5分ほど煮詰める。火を止めて冷ましておく。

ふつふつとしてきたらより丁寧に

5分ほど煮詰める

味噌だれの出来上がり!
3./卵は、鍋にいれて水を加えて茹で卵を作る。沸騰したら火を弱めて、10分ほど茹でて冷水につけておく。殻を剥き、水気はキッチンペーパーで拭く。

殻はていねいにむく
4./ファスナー付き保存袋に3の卵入れ、2で作った味噌だれを加えて全体に馴染ませる。冷蔵庫に入れて、1日おく。

卵の水分はしっかり取る

卵全体に味噌だれがつくように
5./保存袋から卵を取り出し、表面についている味噌だれは、キッチンペーパーでふき取って半分に切って召し上がれ!卵に添える野菜に漬けていた味噌だれをかけていただくのもお勧めです。

味噌漬け卵だけでも美味しい

巣ごもり卵のように!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
