1893年のシカゴ万国博覧会で初めて登場したブラウニー。万博で携帯できるデザートという依頼で生まれたチョコレートケーキです。
濃厚なチョコレート味が美味しく、クッキーに近い状態のものや柔らかめのファッジ状のもの、ナッツやチョコチップなどを合わせたものなど、現代ではバリエーションも様々です。
チョコレートの濃厚さに、大豆のうま味濃厚な八丁味噌を合わせて、少し和風テイストのブラウニーを作ってみました。チョコレートと八丁味噌、発酵食品のコラボで八丁味噌ブラウニーの出来上がりです!
【材料】(18×18cmの角型1台分)
・クーベルチュールチョコレート(スイート):100g
・無塩バター:100g
・卵:2個(200g)
・グラニュー糖:70g
・八丁味噌:30g
・生クリーム:20ml
・薄力粉:70g
・ローストナッツ(くるみ・アーモンドなど):70g
八丁味噌で味わい深く仕上げる
【作り方】
1./小麦粉は、ふるっておく。ナッツは、トッピング用を取り置き残りは細かく刻む。取り置いたナッツには、小麦粉を薄くふっておく。型には、クッキングシートを型に合わせて敷いておく。
2./バターとクーベルチョコレートを湯せんにかけながら、よく混ぜて溶かす。バターが溶けたら、チョコレートとしっかりと合わせるように混ぜ、分離していないなめらかな状態にする。
湯せんで溶かす
3./2に八丁味噌を加える。八丁味噌がダマにならないように、よく混ぜ合わせる。
八丁味噌を溶かすように混ぜる
4./卵をボウルに入れてよく溶き、グラニュー糖を加えてよく泡立てる。グラニュー糖が溶けやすいように、軽く湯せんにかけて泡立てる。グラニュー糖が溶けて、人肌程度に温まったら湯せんから外す。その後は、ハンドミキサーを使って泡立てる。生地が全体的に白っぽくなり、持ち上げたときにぽったりと落ちるようになったら泡立て完了。
泡立ての具合
5./4に3のチョコレート生地と生クリームを加えて全体をよく混ぜる。
やさしくよく混ぜ合わせる
6./4にふるっておいた分量の半分の小麦粉を混ぜ、全体をサックリと混ぜ合わせる。
サックリ混ぜるのがポイント
7./6に残りの小麦粉と刻んでおいたナッツを加えて全体を混ぜ合わせて生地の出来上がり。型に流し入れて、トッピングのナッツを表面に散らす。
ナッツを表面に散らす
8./170℃に熱しておいたオーブンに入れて30分ほど焼く。焼けたら、型から出しケーキクーラーなどにのせて冷ます。
香ばしく焼けたブラウニー
9./チョコレートと八丁味噌の香りが美味しさを引き立て、しっとりと美味しい八丁味噌ブラウニーの出来上がり! 好みの大きさに切り分けて、召し上がれ。
しっとりと美味しい!
和風テイストのブラウニー
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。