ゆずがたくさん出回っている季節に、ぜひ作りたいゆず味噌! 白味噌とみりんを合わせて簡単にできるゆず味噌を作り、白身魚を合わせてホイルで蒸し焼きにします。今回は、冬が旬と言われている鱈を合わせてみました。
一切れずつホイルで包んで蒸し焼きにする他に、大きい耐熱皿に並べてオーブンで焼くのも、おうち時間のホームパーティなどを華やかにしてくれます。ホイルの蒸し焼きと白身魚の身の焼き加減に違いが出て食感が変わり、こちらも美味しく出来上がります。
【材料】
◆ゆず味噌
・ゆずの皮:大1個分(小2~3個分)
・ゆずのしぼり汁:小さじ2
・白味噌:150g
・みりん:大さじ6
・はちみつ:小さじ1
◆白身魚のホイル焼き
・白身魚(今回は鱈):4切れ
・椎茸:小4個
・三つ葉:適量
・ゆず味噌:大さじ4
・ゆずの皮:少々
・日本酒:大さじ2
・塩:少々
今が旬の鱈とゆずを使って
【作り方】
1./ゆず味噌を作る。ゆずは、皮をすりおろす。この時、皮の白い部分は、苦みがあるのでなるべく表面をすりおろす。おろした後のゆずは、果汁を絞っておく。
ゆずと白味噌とみりんで簡単!
2./鍋に白味噌とみりんを入れてヘラなどで混ぜながら、弱火にかける。ねっとりとして照りがでてきたら味をみて、甘みが足りないときは、はちみつを入れて混ぜ、火を止め最後にゆずの皮と果汁を入れて全体を混ぜてできあがり!味噌によって甘さに違いがあるので、はちみつで調整する。できあがったゆず味噌は、熱湯消毒をした保存瓶に入れて冷蔵庫に保存する。
ゆずの皮と果汁は火を止めてから
3./鱈の下処理をする。鱈に塩を軽く振り5分ほど置き水分をふき取り、日本酒をふり10分ほど置いておく。アルミホイルにゆず味噌を敷くように置き、その上に鱈を置き、椎茸と三つ葉も一緒にアルミホイルの両端を合わせ折り曲げ、左右の端はねじるようにして包む。オーブンを220℃に温めておき、15分ほど焼いて出来上がり。焼きたては、熱いので、アルミホイルを開けるのに気をつける。下に敷いたゆず味噌に鱈からの旨味も出ているので、ゆず味噌をつけながら召し上がれ!
ホイルに包んで蒸し焼き
ホイルの端は、しっかりと閉じる
ゆず味噌の香りと味噌が美味しい
4./3.と同様に下処理をした鱈を、クッキングシート(焦げ付き防止)を敷いた耐熱皿に並べ、鱈の上にゆず味噌を塗るように置く。鱈の間に椎茸を散らす。220℃に温めておいたオーブンで30分ほど焼く。ゆず味噌が焦げてしまわないように、途中でアルミホイルをかけておく。鱈に火が通りオーブンを止める直前に三つ葉とゆずの千切りを散らしてできあがり。
オーブン料理にも
三つ葉とゆずを散らす
取り分けて召し上がれ!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
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