味噌で美味しく~シーフード味噌パエリア~

カテゴリー:味噌 投稿日:2023.05.04

1年を通して食べることのできるあさりは、春の4~5月と秋の9~10月が旬といわれています。この時期のあさりは、産卵期を前に見入りが良く旨味成分が増します。

あさりのお味噌汁や酒蒸しも美味しいのですが、海老やイカ、旬のマテ貝もプラスして、昆布だしと味噌でまとめた和風パエリアを楽しんでみましょう。

味噌と相性の良いトマトが、旨味アップの隠し味になります。あさりの美味しいこの季節に、ぜひおためしください。

 

【材料】

・無洗米:2合

・有頭海老:4~8匹

・あさり(殻付き):300g

・マテ貝:100g(あさりだけでもOK)

・イカ:1杯

・新玉ねぎ:1個

・トマト:1個

・マッシュルーム:6~8個

・グリーンアスパラガス:1束

・にんにく:2片

・オリーブオイル:大さじ2

・胡椒:少々

・日本酒:大さじ3

・昆布だし:380ml

・味噌:大さじ3

トマトと味噌と魚介の美味しさ

 

【作り方】

1./新玉ねぎとトマトは、粗みじん切り、にんにくはみじん切りにする。マッシュルームは、5mm幅ぐらいにスライスしておく。グリーンアスパラガスは、1/3の長さに切り軽く塩ゆでしておく。

野菜の下ごしらえをしておく

 

2./海老は、塩をふって5分ほど置いてからきれいに洗い、殻を付けたまま背を切り開き背ワタを取り、水けをふき取る。あさりは殻と殻をこすり合わせるように洗う。イカは、内臓を取り除き1cm幅の輪切りにする。足などは、3cmほどの長さに切る。フライパンにオリーブオイルを入れ強火で海老、あさり、イカを炒める。胡椒少々と日本酒を加えて、酒蒸しの要領で火を通しあさりの殻が開いたら、海老、あさり、イカをボウルなどに取り出し、フライパンに残った煮汁も取っておく。

火が通ったシーフードと煮汁

 

3./2のフライパンにオリーブオイルを入れてにんにくを炒める。香りが立ってきたら新玉ねぎを加えてさらに炒める。新玉ねぎが透明になってきたら、米を加えて炒め、米が透明になるまで炒める。

新玉ねぎに米を加える

 

米が透明になるのが目安

 

4./お米が透き通ってきたら、昆布だしと2で取っておいた煮汁を加え中火で加熱する。沸騰したら、トマトと新玉ねぎ、マッシュルームとグリーンアスパラガスの先端以外を加え、蓋をして弱火で10分煮る。

グリーンアスパラの先端は最後

 

5./沸々と煮えてきたら、弱火にして味噌を加え全体を混ぜ合わせる。最後にシーフードとグリーンアスパラガスの先端をバランスよく表面に並べるように入れ、蓋をして水分がなくなるまで煮る。水分がほとんどなくなったら最後に10秒ほど強火にして火を止め、5分蒸らしてできあがり。お好みでパルメジャーノ・レッジャーノをかけて召し上がれ!

味噌をよく混ぜ合わせる

 

あつあつを召し上がれ!

 

坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

 

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この記事を書いた人

編集部
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