秋から冬にかけてのれんこんは、初夏の新れんこんよりも粘りと甘みが強くなります。てんぷらにしたり、れんこん餅にしたり、加熱することで粘りと甘みが出て美味しく味わうことができます。
ふっくらとしたれんこんを選び、味噌で味付けした鶏ひき肉を挟み、揚げ焼きにしてみましょう。米粉を薄くつけて表面はさっくりと、中はれんこんのもっちりとした食感とひき肉が美味しい一品です。
【材料】
・れんこん:400g
・鶏ひき肉:モモ肉・胸肉合わせて300g
・干し椎茸:3枚
・白ネギ:80g
・生姜:1片
・みそ:30g
・みりん:大さじ1
・干し椎茸戻し汁:大さじ2
・米粉:大さじ2
・サラダオイル:適量
調味料として干し椎茸の戻し汁も
【作り方】
1./れんこんは、7mm幅ぐらいの輪切りにする。
2./干し椎茸は、水で戻し、戻し汁大さじ2を取っておき、椎茸はみじん切りにする。白ネギは、細かくみじん切りにする。生姜は、すり下ろししぼり汁を使う。
みじん切りで下ごしらえ
3./鶏ひき肉は、胸肉とモモ肉の両方のひき肉を合わせ、味噌と干し椎茸の戻し汁を入れてよく合わせる。
味噌とひき肉をていねいに合わせる
4./3にみりんとみじん切りにした干し椎茸と白ネギを入れて、生姜のしぼり汁を入れ、よく混ぜ合わせる。米粉大さじ2も入れて、滑らかになるまでよく混ぜ合わせる。
滑らかなタネにする
5./1で輪切りにしたれんこん2枚の片面それぞれに薄く米粉(分量外)をつけ、4でできたタネを1cmぐらいの厚さにのせて挟む。
タネを挟む方に薄く米粉をつける
6./5でできたれんこんの表面の上下に、茶こしなどを使い全体に薄く米粉(分量外)をふりかける。
均等に薄く米粉をふりかける
7./フライパンにサラダオイルを5mmぐらいの深さに入れ、6のれんこんを揚げ焼きにする。3分ほどしたら、裏返しにしてさらに3分ほど揚げるように焼く。全体がきつね色になれば、できあがり!
浅めのオイルで揚げ焼きに
1/4に切り盛り付けるのも良い
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
発酵手帳2023年版、人気です!発売中!
『発酵手帳 2023』10月4日発売
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-41-3
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。