味噌で美味しく~春菊のゆず味噌和え~

カテゴリー:味噌 投稿日:2022.03.08

冬の鍋に欠かせない春菊は、葉の緑色が濃く特有の香りを持ち、栄養価が高い緑黄色野菜ですね。一年を通して店頭に並びますが旬は、11月~3月。そろそろ旬が過ぎる春菊を、同じく旬の終わりが近い名残のゆずと合わせたひとしなを作ってみましょう。

ゆず味噌のほんのりとした甘みが、春菊のほろ苦さを柔らかく包んでくれるので、春菊が苦手な子どもも食べやすくなります。香ばしく炒ったちりめんじゃこも、味のアクセントになります。

また、春菊には、葉先が丸く切れ込みの少ないものは西日本で多く栽培され、切れ込みが多い細い葉のものは関東地方で多く栽培されています。品種によって、香りに多少の違いもあるので、料理によって選んでみてください。

 

【材料】

・春菊:1束

・ゆず味噌:大さじ3

・日本酒:大さじ1

・ちりめんじゃこ:20g

・ゆずの皮:少々

今回の春菊は丸い葉の春菊!

 

【作り方】

1./春菊は、洗って軽く茹でる。茎の太さにもよりますが、太いものは茎の部分だけを切っておき先に1分弱茹でる。続けて葉の部分を入れますが、入れたら火を止めてひと回しするぐらいに軽く茹で、ざるにあげ、冷水で冷やす。冷やした後は、水気をしっかり絞り2cmぐらいに切る。ちりめんじゃこは、分量外のごま油小さじ2で軽く炒るように炒める。ゆずの皮は、細切りにする。

香ばしいちりめんじゃことともに

 

2./ゆず味噌(参照:1月19日配信・ゆず味噌と白身魚のホイル焼き)は、煮切った日本酒を合わせてよく混ぜてペースト状にする。

ゆず味噌と日本酒でペーストに

 

3./2のゆず味噌ペーストに1で下ごしらえした春菊を、ほぐしながら和える。全体にゆず味噌ペーストが合わさったら、ちりめんじゃこを入れて更によく和えて出来上がり! 器に盛り付け、千切りのゆずの皮を散らす。

春菊が主役のひとしな!

 

坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

 

 

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この記事を書いた人

編集部
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