レタスは、火が通ってもシャキシャキ感が残り、肉料理にもよく合います。その食感を活かして、味噌で調味した鶏ひき肉を使い、ヘルシーで簡単な蒸し料理にしてみました。
耐熱容器にレタスと鶏ひき肉のタネを交互に詰めることで、層ができ、肉の間のレタスシャキシャキと美味しいものです。ぜひ、間に挟むレタスは、多めに挟んでみてください。干し椎茸の戻し汁と味噌でコクのあるミルフィーユ蒸しです!
【材料】
・レタス:5~6枚(たっぷりめ)
・鶏ひき肉:300g
・長ネギ:1本
・干し椎茸:2枚
・生姜:1片
・味噌:25g
・日本酒:大さじ1
・みりん:大さじ1
・塩:小さじ1
・干し椎茸戻し汁:大さじ2
・片栗粉:大さじ2
味噌と干し椎茸の戻し汁で旨味!
【作り方】
1./レタスは、葉をそれぞれ4等分ぐらいにちぎる。長ネギは、みじん切りにする。干し椎茸は、水でもどしみじん切りにする。戻し汁は、取っておく。生姜は、すりおろし汁を絞っておく。
刻みものとレタスの準備OK!
2./ボウルに鶏ひき肉を入れ、塩を入れてよく混ぜ全体がまとまってきたら、味噌と干し椎茸の戻し汁と生姜汁を加え、味噌が全体に混ざるようによく混ぜ合わせる。次に、日本酒とみりんと片栗粉を加えてよく混ぜ合わせる。全体が滑らかにまとまり粘りが出たら、最後に長ネギと干し椎茸の刻んだものを加え、更によく混ぜ合わせ、肉ダネの出来上がり!
肉に粘りが出たらネギと椎茸投入
全体を混ぜて肉ダネの出来上がり
3./耐熱の器にレタスを重ねるように敷き、その上に2で作った肉だねを入れ、レタスと肉だねを交互に重ねる。まん中に挟むレタスも重ねるように少し多めの方が、シャキシャキして美味しい。
耐熱容器に重ねて入れる
全体をレタスで覆う
4./湯気のあがった蒸し器に入れて、中火で20分ほど蒸す。レタスの葉をまん中ぐらいまでめくり、火の通り具合を確認し串を刺して、肉汁が透き通っていたら蒸し上がり。まだ、火が通っていなかったら、さらに蒸して肉に火が通るのを確認して出来上がり。耐熱容器の形状によっても蒸し時間も変わる。
肉ダネに火が通っているか確認
5./耐熱容器は、パウンド型など長方形も盛り付けやすいので、盛り付け方も楽しめます。
今回は、ドーム型に
層のレタスがシャキシャキ!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)
304頁
定価:本体1,800円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-43-7
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。