
ひんやりとした口当たりが爽やかなパイナップルの冷製スープです。甘酸っぱいパイナップルにミニトマトを加えることで、旨みと味の奥行きが生まれ、副菜として楽しめる一皿になります。
ホワイトバルサミコ酢と柑橘を重ねて使用し、爽快感のあるキレと酸味、深い味わいを引き出しています。
パイナップル香る爽やか冷製スープの作り方
【材料】
・パイナップル(皮をむいた状態):200g
・ミニトマト(黃色):100g
・EXVオリーブオイル:大さじ3
・ホワイトバルサミコ酢:小さじ2
・塩:小さじ1/8
・コリアンダーパウダー:少々
・ヘベス:1個(へべすが無ければライム1/4個)
・コリアンダー(フレッシュ):少々
【作り方】
1./パイナップルの皮をむき、粗く切る。
2./ミニトマトを湯むきする。
湯剥きミニトマトはパイナップル色
3./容器に1のパイナップルと2のミニトマト、EXVオリーブオイル、ホワイトバルサミコ酢、塩、コリアンダーパウダーを入れ、フードプロセッサーで攪拌する。
4./よく混ざったら、ヘベスを搾り、手早く攪拌し、冷蔵庫で冷やす。
目にも華やかなイエローカラーに
5./食べる直前に冷蔵庫から出し、器に盛り付け、仕上げにコリアンダーの葉を添えて、出来上がり。
できたら器も冷蔵庫で冷やしておく
パイナップルの甘酸っぱさに、ミニトマトの爽やかな酸味が寄り添い、そこへホワイトバルサミコ酢とフレッシュな柑橘の搾り汁を重ね、さまざまな酸味が織りなす味わいです。今回は、爽快な香りとうまみが抜群のヘベスを使っていますが、手に入らない場合はライムの爽やかさで代用します。
切って混ぜるだけの手軽さもうれしい夏にぴったりの冷製スープです。パイナップルとミニトマトの鮮やかなイエローカラーが食卓に彩りを添え、視覚にも華やかなひと皿です。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://kokookuda.com/)