ギラギラした太陽と暑さ、こんな日々には冷やした果物を使った料理がクールダウンさせてくれます。
今回は、旬真っ盛りの桃のやわらかい酸みとじんわりと舌にのってくる甘さに、バルサミコ酢を合わせます。甘い果物にさらに甘めの酸っぱさを重ねるの?!と思われるかもしれませんが、桃とバルサミコ酢の間を取り持ってくれるのが、コクと塩味のあるゴルゴンゾーラ(ブルーチーズの一種)。ワインを片手に涼を感じていただきたいひとさらです。
桃とゴルゴンゾーラのバルサミコ酢サラダの作り方
【材料】(2人分)
・桃:1個
・ゴルゴンゾーラ:20g
・バルサミコ酢:小さじ1
・柑橘の果汁:約小さじ3
・ミント:適量
【作り方】
1./桃の皮をむき、一口大に切り、ボウルに入れる。柑橘の果汁小さじ2をまわしがけ冷蔵庫で冷やす。
桃の表面全体に果汁がなじむように
2./1に粗く刻んだゴルゴンゾーラ、柑橘の果汁小さじ1を加え、馴染ませ器に盛りつける。
3./2に洗ったミントを散らし、仕上げにバルサミコ酢をまわしがけたら出来上がり。
清涼感あるミントの香りはアクセント
「桃×ゴルゴンゾーラ×バルサミコ酢」の組み合わせから生まれる甘酸っぱさは、暑い夏に涼をもたらしてくれる味わいです。
柑橘は、今の時期なら「すだち」や「へべす(宮崎県特産の香酸柑橘)」などもいいですね。ゴルゴンゾーラは、ピカンテとドルチェという2つの種類があるので、できたらピカンテの方がおすすめです。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(https://www.instagram.com/kokookuda/)