
猛暑の日々。食欲が落ちても、冷たい麺ならツルツルとのどを通っていきます。ミネラル豊富な黒酢を使い、具材からも夏場に摂りたい栄養をしっかりゲット!
タレは食べるときの器1つで作り、冷凍庫(冷蔵庫ではなく!)で冷やしている間に、具材を準備しましょう。
時間の無駄なく、とても簡単に作れて、洗い物も少ないオススメの方法です。氷を使わないので、タレが薄くなることもありません。
黒酢冷やし中華の作り方
下記の工程3~6までが、タレを冷凍庫で冷やしつつ具材を準備している時間です。15分ほどですので、凍るまでにはいたらず、良い具合に冷たくなってくれます。急速冷凍にしている方は10分ほどで様子を見てください。15分を超える場合も、状態を見てくださいね。
具材はまず薄焼き卵を作り、あら熱を取っている間に、他の具材を準備します。
【材料】(1人分)
・中華麺(生麺):1人分(120gほど)
・水:200ml(50mlと150mlに分けて使う)
・顆粒鶏ガラスープ:小さじ2
・きび砂糖:小さじ2
・黒酢:大さじ2
・しょうゆ:大さじ1
・おろしショウガ:小さじ1/2
・卵:1個
・塩(錦糸卵用):ひとつまみ
・サラダ油(錦糸卵用):少々
・キュウリ:1/2本
・ハム:1袋(目安として4枚35gほど)
・トマト:中玉1/2個(ミニトマト2個でもよい)
【作り方】
1./器に水50mlと顆粒鶏ガラスーブ、きび砂糖を入れ、軽く混ぜて、電子レンジ600Wで1分加熱。鶏ガラスープと砂糖が溶けていればOK。溶けていなければ、さらに1分加熱する。
顆粒スープと砂糖を溶かす
2./水150mlと黒酢、しょうゆ、おろしショウガを加え、混ぜる。冷凍庫で冷やす。
タレを冷凍庫で冷やす
3./錦糸卵を作る。ボウルに卵を割りほぐし、塩ひとつまみを加えてよく混ぜる。フライパンにサラダ油を薄く塗り、溶き卵1/3ほど入れて弱火で焼いて薄焼き卵を作り、取り出す。同じようにして、薄焼き卵を3枚作る。あら熱が取れるまで放置。
4./薄焼き卵を冷ましている間に、他の具材を準備する。ハムを半分に切り、細切りにする。キュウリは上下を切り落とし、タテ半分に切って細切りにする。トマトは薄切りにする。ミニトマトの場合はヨコ半分に切る。
5./3の薄焼き卵を、ハムの長さに合わせて細切りする。
具材をそろえる
6./鍋に湯をわかし、中華麺を指定の時間ゆでる。ザルにあげて流水で冷やす。水気をよくきって、冷凍庫で冷やしていた2の器に入れる。
水気をよく切って入れる
7./具材をのせて、出来上がり。
冷たいタレがおいしい
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。