
きゅうりとフルーツトマトを、タイ料理の代名詞ともいえる調味料「ナンプラー」を使った味つけでいただきます。魚介を発酵させた魚醤のナンプラーは、濃厚な旨みと香りが特徴で、爽やかな酸っぱさのライムの搾り汁と相性も抜群です。
野菜を切って混ぜるだけなのに本格的なタイ風料理に仕上がります。
きゅうりとフルーツトマトのタイ風サラダの作り方
【材料】
・きゅうり:2本
・フルーツトマト:1個
・カシュナッツ:適量
・干しえび:大さじ1と1/2
(合わせ調味料)
・ナンプラー:大さじ2
・ライムの搾り汁:大さじ2
・にんにく: 1片(大きいもの)
・青唐辛子:1本
・はちみつ:小さじ1
【作り方】
1./きゅうりを4cmほどの短冊切りにする。フルーツトマトを1cmのさいの目に切る。
きゅうりは食感残すよう大きめに切る
2./ボウルにナンプラー、ライムの搾り汁、すりおろしたにんにく、刻んだ青唐辛子、はちみつを入れ、よく混ぜる。
混ぜながら感じるタイ料理の香り
3./2のボウルの合わせ調味料へ、1のきゅうりとフルーツトマトを入れ、和える。
4./さらに干しえびと砕いたカシュナッツを入れ、器に盛り付けたら出来上がり。
仕上げは食べる直前に和えて
タイ料理には、青パパイヤをナンプラーやライム、唐辛子で和えた、ソムタムというメニューがありますが、今回はきゅうりやトマトといった手に入りやすい野菜を使ってソムタム風の味わいにしています。いまの時期、凝縮した旨みのフルーツトマトが、一層味わいをよくしています。
青唐辛子は、やさしい辛さなら1/2本、ぐんと辛くしたい場合は1と1/2本など、お好みで調整してください。ナンプラーは塩味もしっかりあり、はちみつを入れることでカドのない味わいに仕上ります。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://kokookuda.com/)