しば漬けは夏の高い気温を利用して、一気に乳酸発酵させて作る夏の漬け物です。そろそろ秋の気配ですが、昼間のまだ高い気温を利用して青紫蘇を使った白しば漬を作ります。しっかりとした天然の酸味と、赤紫蘇より香りの高い青紫蘇でさっぱりとした漬け物が出来上がります。
「白しば漬け」の作り方
しば漬けにはみょうがが入ることが多いですが、今回は入れずにきゅうり、なす、新しょうがで作ります。
【材料】
・なすときゅうり:全部で500g程度(中なす2本、きゅうり3本ぐらい)
・新しょうが:50g程度
・野菜の下漬け用塩:野菜の3%(15g)
・青紫蘇:20枚程度
・紫蘇用塩:小さじ1
・本味醂:大さじ1
・酢:大さじ1
【作り方】
1./なすは5mm程度の輪切りにし、10分程水にさらしてからざるに上げて水を切っておく。
2./きゅうりは1cm程度の輪切りにする。
3./新しょうがは千切りにしておく。皮が固ければ、むいてから千切りにする。
4./ポリ袋に1、2、3を入れ、下漬け用の塩を振ってよく混ぜ、口を固く縛って2ℓの水を入れたペットボトルをのせて室温で半日置く。
袋の口を固く縛る
2ℓのペットボトルをのせる
5./青紫蘇を5mm幅に切り、塩を振って少しもみ、水気を絞る。そこに本味醂と酢を入れてなじませておく。
青紫蘇を下処理する
6./4の水気をぎゅっと絞り、5と合わせてボウルに入れ、よく混ぜる。
下漬けの水気をぎゅっと絞る
7./6を再びポリ袋に入れ、1ℓ(2ℓのペットボトルの水を抜けばOK)のペットボトルをのせて2~3日室温で漬け込み、味見して酸味が出たら出来上がり。冷蔵庫に保存する。
ごはんにも合う!