
「主菜も副菜も一皿で」というときに重宝する、自家製のライムポンスで楽しむ豚しゃぶサラダを作ります。豚肉は焼いて香ばしさを出し、ライムを使った自家製ポンスで味わいます。茹でる場合とはひと味違った香ばしい豚しゃぶサラダになります。大根おろしと赤唐辛子を合わせたもみじおおろしをたっぷりと添えて。お肉もお野菜も取れる「主副兼菜」と呼んでいるひとしなです。
※ポンスとはもともとオランダ由来の語。転訛してポン酢
ライムポンスで食べる豚しゃぶサラダの作り方
【材料】
・豚肉(しゃぶしゃぶ用):160g
(酒塩)
・塩:小さじ1/2強
・日本酒:大さじ3
・みつば:1/2把
・きゅうり:1/2本
・ミニトマト:4~6個
・大根:200g
・赤唐辛子:1本
・EXVオリーヴオイル:大さじ1
・ライムの搾り汁:15ml
・醤油:15ml
【作り方】
1./豚肉を、酒塩に約10分漬ける。
塩と日本酒を使って、下味をつける
2./みつばときゅうりは4~5cm長さ、ミニトマトはヘタの部分に切り込みを入れる。
香り豊かな三つ葉は、たっぷり使う
3./大根をすりおろし、赤唐辛子を刻み、それらを混ぜる(もみじおろしの出来上がり)。
4./ライムを搾り、醤油と混ぜる(ライムポンスの出来上がり)。
5./フライパンにEXVオリーヴオイルを敷き、1.の豚肉を強火で香ばしく焼く。
6./5の豚肉が温かいうちに、2のみつばときゅうり、ミニトマトをざっくりと混ぜ合わせ、続いて3のもみじおろしもむらなく和え、4のライムポンスを回しかけたら出来上がり。
ざくざく手早く混ぜるのがポイント
ごはんのおかずにぴったりなサラダ
豚肉を焼いて香ばしさを引き出します。豚肉が温かいうちに野菜と和えることで、豚肉と野菜の味わいに一体感を与えます。搾って混ぜるだけのライムポンスが爽やかさを添え、もみじおろしの辛さがアクセントになっています。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://kokookuda.com/)