気象病対策に特化したレシピの第2弾は「豚肉の冷サラダ」。
コンセプトは2つ、自律神経を整える食材を使っていること、手早く簡単に作れること。今回もまな板包丁いらずの調理になります。
気象病を予防し体調不良を改善するために、抗酸化力に富んだ疲労回復効果の高い食材を使います。
【関連記事】気象病に負けるな!(1) 「タマネギ麹使用の「豚肉の野菜炒め」
豚肉の冷サラダの作り方
手早く調理します。豚肉を炒め、冷ましている間に、手でちぎれる野菜に味を付け、冷ました豚肉をのせる、それだけです。
豚肉は赤身肉、バターは発酵バター、酢は黒酢、油はオリーブ油をおすすめします。
調味料も3日ほど日持ちするので、分量にもあまりこだわる必要はありません。
【材料】(2人分)
・赤身の豚肉:200g
・発酵バター:20g
・レタス:2,3枚
・水菜(ミツバでもよい):1束
・ブロッコリーのスプラウト(カイワレでもよい):1パック
・青ジソ:1束
・オリーブ油:大さじ4
・黒酢:大さじ2
・しょうゆ:小さじ1
・砂糖:小さじ1
・こしょう:少々
・すりゴマ(お好みで。なくてもよい):適量
豚肉は脂の少ない赤身を使う
【作り方】
1./フライパンにバターを入れ、弱火で溶かす。
2./バターが溶けたら、豚肉を炒める。しっかり中まで火を通す。
豚肉は十分に火を通す
3./豚肉に火が通ったら、容器に取り出し、ラップをかけずに冷蔵庫で冷やす。うんと冷たくしたい場合は冷凍庫で冷やす。
4./豚肉を取り出した1のフライパンに、洗ったレタスと水菜と青ジソを食べやすい大きさにちぎって入れる。ブロッコリーのスプラウトは根元からちぎり、ザルに入れて洗って入れる。フライパンの底をこそげるようにして、残っているバターや豚肉の汁などをからめて混ぜる。
フライパンの底から混ぜる
5./オリーブ油、黒酢、しょうゆ、砂糖、こしょうを容器に入れて、砂糖が溶けるまでよく混ぜる。
ドレッシングを作る
6./4の野菜に5のドレッシングの適量をかけて混ぜる。
7./器に盛り、3で冷やしておいた豚肉をのせる。お好みですりゴマを振りかける。
豚肉の冷サラダので出来上がり
8./お好みで、パセリなどで飾る。チリメンジャコや豆腐、チーズをトッピングすると栄養もさらにアップ。
パセリとチーズをトッピング
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。