
そろそろ旬も終りに近づいているたけのこ。たけのこといえば煮物や炊き込みご飯にすることが多いのですが、珍しい漬物にしてみます。酒粕と味噌、砂糖を合わせた漬け床に漬けたたけのこは、食感シャキシャキで酒粕と味噌の旨味がしみています。お酒のアテにも、ごはんのおかずにもどうぞ。
「たけのこの粕味噌漬け」の作り方
たけのこは茹でたままでは保存が効きませんが、漬物にしておけば1週間ぐらいは日持ちがします。大人が食べる際には酒粕はぬぐうだけにして、旨味を逃さないようにしてください。
【材料】
・茹でたけのこ:小1本
・酒粕:150g
・味噌:15g
・砂糖:大さじ2
・日本酒:大さじ2~3(酒粕の固さに応じて調整)
・塩:少々
・木の芽:適宜
【作り方】
1./茹でたけのこを縦半分に切り、塩少々を振って30分ほど置いて水分を出す。
2./ボウルに酒粕、味噌、砂糖、日本酒を入れてよく混ぜて漬け床を作る。
材料をよく混ぜる
3./たけのこを軽く水洗いしてからキッチンペーパーで水分をよく拭き取る。
4./ラップを広げ、2を薄くなすり、その上に3を置く。さらに2をなすり、ラップでくるむ。
漬け床の上にたけのこを置く
ラップでくるんで味をしみ込ませる
5./1~2日経ったらたけのこを取り出し、漬け床を軽くぬぐってから薄切りにして出来上がり。
漬け床は軽くぬぐうだけ
出来上がり
残った漬け床は他の野菜を漬けたり、粕汁に利用できます。
(文責・編集部)