
冬の定番とも言える白菜の漬物。豆腐、大根と並んで「養生三宝(さんぽう)」の1つである白菜を塩漬けにしたものです。ごくシンプルな材料なのに、乳酸菌により旨味がグッと増し、改めて発酵のチカラと昔の人の知恵に感心させられます。今回は、冬の人気メニューの「ロールキャベツ」を白菜の漬物で作ります。下茹での必要がなく手軽にでき、漬物由来の酸味が隠し味となって、ボリュームたっぷりなのにさっぱりと頂けます!
【材料】
白菜の漬物:約230g
玉ねぎ:1/4個
合挽き肉:150g
片栗粉:大さじ1
塩・胡椒:少々
スープの素:1個
水:500cc
ブロッコリー・いんげんなどの茹で野菜:適宜
【作り方】
1./白菜の漬物は漬け汁をしっかり切る。芯が分厚い場合は、薄くそぐ。
そいだ芯も使う
2./玉ねぎはみじん切りにする。
3./合挽き肉に、塩・こしょう、片栗粉を加えてよく練り混ぜる。粘りが出てきたら2を加え混ぜ、4等分にして俵型にまとめる。
肉に粘りが出たら玉ねぎを混ぜる
4./1で3を包む。白菜が小さい場合は、2枚を使う。
白菜でタネを包む
5./鍋に4をすき間なく並べ、水とコンソメを加えて強火にかける。煮立ってきたら弱火にし、アクを取りながら20〜30分程度煮込む。
アクを取りながら煮込む
6./器に5を盛り付け、好みでブロッコリーやいんげんなどの茹で野菜を飾る。