今年の梅仕事を済ませた方もいらっしゃると思います。梅干しは漬けたけど、去年の梅酢が余ってどうしよう、ということはありませんか。今回は梅エキスと赤紫蘇の色がたっぷり出た梅酢を使ってしば漬けを作ります。
しば漬けというと、乳酸発酵させて酸味を出す本格的な作り方もありますが、今回は梅酢で簡単に作れるしば漬けをご紹介します。
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梅酢で作る「しば漬け」の作り方
赤紫蘇が残っていれば一緒に使うと風味が増します。また梅酢の塩味や酸味によって味醂で味を調整します。
【材料】
・茄子:2~3本
・きゅうり:2本
・みょうが:3個
・生姜:適量
・塩:小さじ2
・赤梅酢:カップ1/3
・本味醂:適量
【作り方】
1./茄子ときゅうりは幅1cmぐらいの厚めに切る。
茄子ときゅうりは厚めに切る
2./みょうがは縦に切り、生姜は新生姜ならそのまま、古根生姜なら皮をむきせん切りにする。生姜の量はお好みで。
3./ボウルに1と2を入れ、塩を振ってよくもみこむ。その上に皿などを置き、ペットボトルなどで重石をして半日置く。漬物器があればそれでもOK。
4./半日すると水があがるので、取り出してふきんなどでギュッと絞って水気を切る。あとで梅酢の味を入れるので、ここでできるだけ水気を切るのがコツ。
大量の水分が出る
ギュッと絞る
5./梅酢を用意する。去年一緒に漬けた赤紫蘇があれば梅酢と一緒に入れる。味を見て、塩味と酸味が強いようなら、本味醂を少しずつ入れて調整する。梅酢の半分まで入れてもOK。
梅酢と赤紫蘇を用意
6./チャック付き保存袋に4と5を入れて半日漬ければ出来上がり。
チャック付き保存袋で漬ける
(文責・編集部)