
河川敷などにでかけると、細い長ねぎの姿をしているノビルに出合うことがあります。ノビルは葱の仲間で、球根はエシャロットのような辛味のある味わい、茎と葉はワケギのようなシャキシャキとした食感が楽しめます。
今回は採集したノビルをアサリと合わせて酢味噌でいただきます。
「ノビルの酢味噌和え」の作り方
ノビルは花芽の出ていないものを使います。花芽が出ていると芯が固くなり、茎と葉も食べられなくなります。花芽はニンニクの芽のような食感なので、花芽が出たものは花芽だけを摘んで、炒め物にするととても美味です。
採集する際には河川敷などで、犬などが散歩しないような場所を選んでください。
【材料】
・ノビル:適量
・アサリ:茹でたもの適量
・塩:少々
※酢味噌は味噌と砂糖、酢の割合が2:1:1
【作り方】
1./ノビルは根元に手をかけて静かに引き抜く。すると球根ごと採集できる。
こんな感じで生えている
採集したノビル
2./抜いたノビルの薄皮や枯れた葉、ゴミなどを取り除き、よく洗う。
3./鍋に湯を沸かし、塩を少々入れてからノビルの根の方を最初に湯につけ、30秒ほど経ったら全体を湯に入れてさっと茹でてから冷水にとっておく。
4./酢味噌を作る。味噌と砂糖、酢をよく混ぜる。
5./3の根を切ってから、5cm程度の長さに切り、ギュッと握って水気を切り、アサリと一緒に器に盛る。4をかけて出来上がり。
シャキシャキ食感が美味!
球根が大きいものは、根元のところから切り離し、根を切ってからよく洗い、味噌をつけて食べるとシャキシャキとして辛味のあるオツなアテになります。
球根の大きいノビル
味噌をつけてどうぞ
(文責・編集部)
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
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