夏がやってきました。子どもたちの食欲が低下して、夏バテしがちなこの季節。離乳食や幼児食の味つけに酢を上手に使うと、さっぱりして食が進むのでおすすめです。
味噌の酵素と、旬のさやいんげんが持つβカロテンで健康的な免疫を整えて、厳しい暑さを元気に乗り切りましょう。
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■適齢期:完了期(12~18ヵ月)
■塩分:0.1g(1食分)
【材料】(子ども2食分)
・さやいんげん:50g
・三温糖:1g
・味噌(料亭の味 無添加有機味噌):2g
・酢:小さじ1/2
材料も作り方もとてもシンプル!
【作り方】
(1)いんげんは筋を取り(最近は筋が気にならないものも多い)、1.5cmくらいの長さに切ってから柔らかく(指でつぶせるくらい)茹でる。
茹でる前に切っておくと楽
(2)三温糖、味噌、酢で和え衣を作り、さやいんげんと和えたら出来上がり。
茹でてから和えるだけ!
出来上がり!
【ワンポイントアドバイス】
■さやいんげんに筋がある場合は、両端を指先で折った時に筋が繋がったままになるので、そのまま胴体の方に引っ張ると取りやすいです。
■さやいんげんは茹でた後だと熱くて切りにくいので、茹でる前に切っておくと調理がスムーズに進みます。
■酢味噌の和え衣はさやいんげんだけでなく、ナスやオクラなど他の茹で野菜でも美味しくいただけます。
レシピ=小野友紀/武蔵野短期大学准教授。管理栄養士。乳幼児期の食をめぐる課題・食事援助のあり方などの研究を進めている。主な著書に『保育園の食事-離乳食から幼児食まで-』(芽ばえ社)など。