
最近では温暖化の影響で魚のとれる海域や時期が変わってきているようです。海に囲まれた日本では1年中どこかで魚が獲れています。今回は真鰯を使ったセリ汁をご紹介します。鰯からいい出汁が出て美味しくいただけますのでお試しください。
【材料】
・真鰯:4尾
・セリ:1束
・油揚げ:5枚
セリたっぷりが美味しい
・しめじ:1パック
・出汁:600ml
・塩麹:大さじ1/2
・醤油:大さじ1
・酒:大さじ1
▼鰯きんちゃく用
・大葉:5枚
・ネギ:8cm
・ショウガ:1/2片
・おろしニンニク:小さじ1
・醤油:小さじ1
・酒:小さじ1
・おからパウダー:大さじ2
【作り方】
1./鰯の頭を落とし、内臓を取って水で掃除する。内臓が残っていると臭みの原因になる。
2./鰯を魚焼きグリルで中火15分焼く。焼くことによって香ばしさが出る(フライパンで焼いてもOK)
3./大葉・ネギ・ショウガは刻んでおく。
4./焼けた鰯は熱いうちに手で骨から外して、ボウルに入れる。
香ばしく焼けた皮も一緒に
5./ボウルの中に大葉・ネギ・ショウガ・おろしニンニク・醤油・酒を入れ鰯と合わせて最後におからパウダーを入れて馴染ませる。
6./油揚げを半分に切り、5の種をスプーン等で油揚げの中に詰めて楊枝で留める。
種は袋の半分位の量がベスト
7./セリは根っこの部分を特によく洗い5cmの長さで切る。しめじは房から外しておく。
8./鍋に出汁を入れて、しめじを煮る。
9./8に塩麹・醤油・酒を入れセリの根っこを入れる。
10./温まった鍋にきんちゃくを並べ、セリを散らせて中火で5分煮る。
鰯の出汁もプラス!
11.器に盛り付けて出来上がり。
召し上がれ
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
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