
卵をおいしくいただく「スコッチエッグ」。揚げたひき肉を割ると卵が出てくる、見た目も楽しい料理です。お弁当に入れると、絶対に映えるヤツ。
ひき肉にタマネギ麹を混ぜると、肉がパサパサせず、うま味も加わってワンランクアップのおいしさになります。塩は不使用、腸内環境を整える働きも期待できます。
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スコッチエッグの作り方
タマネギ麹の作り方は、関連記事を参考にしてください。きれいな薄桃色になればOKです。
卵をお好みのトロ味にするには、余熱を加えないことがコツです。
薄桃色のタマネギ麹
【材料】(2個分)
・卵:2個
・あいびき肉:240g
・タマネギ麹:大さじ1
・こしょう:少々
・ナツメグ(お好みで、なくてもよい):少々
・小麦粉:適量
・溶き卵:1個分
・パン粉:適量
・サラダ油:適量
・(お好みで、添え野菜として)サラダ菜:適量
【作り方】
1./ゆで卵を作る。沸騰した湯(分量外)に塩少々(分量外)を加え、卵をそっと入れる。
トローっとさせたいなら6分ゆでて、氷水で急速に冷やす。
今回はお弁当にちょうどよいくらいを目指して、8分ゆでて流水でさっと冷やし、冷凍庫に。
2./あいびき肉をよく練る。タマネギ麹、こしょう、お好みでナツメグを入れて練り混ぜる。
肉と材料を練り混ぜる
3./肉に粘り気が出たら、2つに分ける。
肉を2等分
4./1のゆで卵の殻をむき、小麦粉をまぶす。
卵に小麦粉をまぶす
5./卵を、3の肉で包み、形を整える。小麦粉、溶き卵、パン粉の順につける。
揚げるのを待つ状態
6./フライパンにサラダ油を入れて、160度まで熱する。160度の目安は、少量の衣を入れてみて、底に沈んでからゆっくり浮き上がってくるくらい。
7./油を熱している間に、皿にサラダ菜を置くなどの準備をしておく。
8./サラダ油が160度になったら、5のスコッチエッグを入れて、揚げる。全体がきつね色になり、衣がカリッとしたら、取り出して油をきり、7の皿に盛りつける。
卵が映える
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
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