タマネギ麹で旨味ましまし「ラム肉のグリル」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2024.01.23

リーチマイケル選手(帰化前はマイケル・リーチ)といえば、日本代表ラグビーの元キャプテン。日本中の注目を集めましたね。その彼が「体に良いラム肉をよく食べるようにしている」と語っていました。
ラム肉は低カロリーのうえに、L-カルニチンという脂肪燃焼を促進する成分を含んでいます。必須アミノ酸やビタミンも豊富。脂は悪玉コレステロールを減らす不飽和脂肪酸です。
ただ、独特の臭いが苦手という方もいらっしゃいます。そこで、タマネギ麹を活用し、ニンニクやリンゴも加えて、臭さを旨さに変えるレシピの登場です。
1~3月が旬のラム肉を食べて、さあ、夢に向かってトライ!

 

ラム肉のグリルの作り方
タマネギ麹は、すりおろしたタマネギ:乾燥麹=3:1の割合で混ぜて作ってください。常温保存し、1日1回かき混ぜます。1週間ほどで薄い桜色になり、タマネギ臭が麹の香りに変わったら完成です。
「ラム肉のグリル」は、ラム肉を調味液に漬け込んでひと晩放置。肉に味が付いたら、フライパンで焼きます。ワイルドにかぶりつきましょう。

 

【材料】
・ラム骨付き肉:6本(約500g)
・タマネギ麹:100g
・ニンニク(すりおろして):2片(約10g)
・リンゴ(よく洗って皮付きのまますりおろして):100g
・赤ワイン:50ml
・しょうゆ:50ml
・砂糖:小さじ1

 

ヘルシーなラム肉を骨付きで

 

【作り方】
1./調味液を用意する。ジッパー付き保存袋に、タマネギ麹、すりおろしニンニク、すりおろしリンゴ、赤ワイン、しょうゆ、砂糖を入れて、混ぜる。

薄桜色のタマネギ麹を使用

 

2./1にラム肉を入れて、もみ込む。ひと晩放置。夏は冷蔵庫に入れる。

調味液に漬け込む

 

3./フライパンで、2のラム肉を調味液とともに加熱する。初めは中火で、ふつふつしてきたら少し火を落とす。時々、裏表をひっくり返して、両面から中までしっかり火を通す。

香ばしい匂いが立つ

 

4./中までしっかり火が通ったら、皿に盛る。煮詰まった調味液を肉の上にのせる。持ち手用に、ホイルで骨を包んだら、できあがり。

かぶりついて召し上がれ

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。

 

『発酵手帳 2024』好評発売中!10月6日発売)

文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)

304頁

定価:本体1,800円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-43-7

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい