酸っぱさを手なづける73 大根のザーサイ和え

カテゴリー:レシピ 投稿日:2025.02.16

気づけば毎年この時期よく作っているな、と思うクイックおかず「大根のザーサイ和え」。昔から、年末年始のおせちで使った大根の端切れなどの活用法として、愛用しているレシピです。簡単でごはんとの相性もよく、冷蔵庫の作り置きが無くなると、「あ、また作ろ」となる。冬大根が美味しいのも一因です。

 

大根のザーサイ和えの作り方
【材料】
・大根:200g
・ザーサイ:50g
・黒ごま:大さじ1

・米酢:小さじ1
・ごま油:小さじ2
・塩:ひとつまみ

 

【作り方】
1./大根をよく洗い、5mmほどの細切りにし、ボウルに入れ、塩ひとつまみを全体にまぶし、10分ほど置く。

塩を大根の表面全体にまぶすように

 

2./ザーサイを細切りにする。自由気ままな姿をしているザーサイゆえ、細切りにするには少々難儀するかもしれませんが、できる範囲の細切りで大丈夫。

切りやすそうな場所を見つけて切る

 

3./ボウルに2のザーサイを入れ、米酢とごま油を混ぜ合わせる。

ザーサイ風味の和え衣の出来上がり

 

4./3のボウルに余分な水分を搾った1の大根と黒ごまを入れ、万遍なく和え、器に盛り付けたら出来上がり。

大根の水気をよく切るのがポイント

 

副菜として箸休めとして便利な一品

 

大根はたっぷり食べられるように、少々脱水させ、しんなりさせてから使い、強くもまずにシャキシャキ感をキープしています。米酢の酸っぱさは、小さじ1という分量ながら大根とザーサイの味わいを結びつけてくれる役割です。おかずとして、そのままいただくほか、ちょっと残ったりしたときは、チャーハンを作る際によく搾ってから、火入れをしても美味しいです。

 

(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://kokookuda.com/)

 

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編集部
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