牡蠣は韓国でも、冬の食材として大変人気があります。
なかでも「牡蠣のスンドゥブ」は、材料の辛味に含まれるカプサイシン効果で体が温まるため、寒い時のイチオシです。
日本で手に入れやすい食材を使い、辛味には旬の明太子を用いるレシピをご紹介します。
牡蠣のスンドゥブの作り方
牡蠣の下準備(工程1)は、関連記事の「牡蠣の土手鍋」と同じです。
牡蠣以外の材料に火を通しておくことで、プリプリの食感を楽しむことができます。牡蠣が縮んでやや硬くなったほうがお好きな方は、長めに加熱しましょう。
【関連記事】・旬の牡蠣料理(1)「牡蠣の土手鍋(日本)」
・旬の牡蠣料理(2)「オイスターチャウダー(アメリカ)」
【材料】(2人分)
・牡蠣(むき身):300g
・豆腐:1パック
・シイタケ:大きい物なら2枚(小さい物なら4枚)
・長ネギ:1本
・おろしニンニク:8g
・ゴマ油:小さじ2
・明太子:大さじ2
・コチュジャン:大さじ1
・砂糖:小さじ1
・鶏ガラだし:小さじ2
・酒:小さじ2
・しょうゆ:小さじ2
・みそ:小さじ2
・水:500ml
【作り方】
1./牡蠣を振り洗いする。牡蠣をザルに入れ、1%の食塩水(1000mlの水に10gの塩を混ぜる)の中で振ってゴミや汚れを取る。別の水で軽くすすぎ、キッチンペーパーで軽く水気をふいておく。
2./豆腐をパックから出し、水切りしておく。シイタケが大きければ、4枚に切っておく。長ネギを長さ5センチほどの斜め切りにする。
3./調味液を作る。ほぐした明太子、コチュジャン、砂糖、鶏ガラだし、酒、しょうゆ、みそを混ぜておく。
調味液を作る
4./土鍋にゴマ油とおろしニンニクを入れて、火にかける。
5./ニンニクの香りがたったら、長ネギ、豆腐、シイタケを入れ、水を注ぎ入れる。
6./2の調味液を入れ、蓋をして中火で煮る。沸騰し始めたら、火を弱める。
牡蠣以外の材料を煮る
7./軽く火が通ったら、牡蠣を上に置き、蓋をして強めの弱火程度で煮る。
牡蠣を上に置き、蓋をして煮る
8./お好みの食感に合わせて、加熱時間を調節する。
めちゃめちゃ温まる
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
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