旬の牡蠣料理(2)「オイスターチャウダー(アメリカ)」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2025.01.10

美味しくて栄養価の高い食材・牡蠣(カキ)。日本では縄文時代から、ヨーロッパやアフリカではなんと16万年以上前から、食べられていたことがわかっています。
アメリカ発祥の「チャウダー」という具たくさんスープの食材にも用いられ、今では「オイスターチャウダー」として大変ポピュラーになりました。
塩麹と白ワインを使い、簡単に作れて体にやさしいレシピをご紹介します。

 

オイスターチャウダーの作り方
牡蠣の下準備(工程1)は、関連記事の「牡蠣の土手鍋」と同じです。
牛乳は沸騰すると膜ができてしまうので、沸騰直前に火を止めてください。

 

【関連記事】旬の牡蠣料理(1)「牡蠣の土手鍋(日本)」

 

【材料】(2人分)
・牡蠣(むき身):300g
・タマネギ:1/2個(100g程度)
・ニンジン:1/2本(100g程度)
・ジャガイモ:1個(100g程度)
・ベーコン:100g
・薄力粉:20g
・有塩バター:20g
・塩麹:大さじ2
・白ワイン:100ml
・水:200ml
・牛乳:500ml
・こしょう:少々

 

【作り方】
1./牡蠣を振り洗いする。牡蠣をザルに入れ、1%の食塩水(1000mlの水に10gの塩を混ぜる)の中で振ってゴミや汚れを取る。別の水で軽くすすぎ、キッチンペーパーで軽く水気をふいておく。
2./ベーコンを長さ1センチほどの薄切りに、ニンジン、タマネギ、ジャガイモを1辺1センチほどのさいの目切りにする。
3./フライパンにバターを入れて火にかけ、2のベーコン、ニンジン、タマネギ、ジャガイモを炒める。火が通ったら、薄力粉を入れて、粉っぽさがなくなるまで弱火で炒める。

ベーコンと野菜を炒める

 

4./1の牡蠣と塩麹を入れる。全部を混ぜながら、牡蠣にも軽く火を通す。白ワインを入れ、沸騰させてアルコールをとばす。

牡蠣を炒める

 

5./水と牛乳を入れて煮る。沸騰しすぎると牛乳の膜ができてしまうので、ご注意。こしょうで味を調える。

煮すぎない

 

6./器に盛りつけて出来上がり。

牡蠣の風味が溶け出たスープは絶品

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。

 

『発酵手帳 2025』好評発売中!10月6日発売)

文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)

464頁

定価:本体2,000円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-46-8

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい