酒粕は、日本酒ができるときの副産物です。タンパク質も含み、アミノ酸やビタミンなど多くの栄養素が含まれており、健康効果が期待される発酵食品です。
酒粕と醤油を同等の割合で混ぜて作る「酒粕醤油」は、うま味アップの調味料として便利で日常使いしたい発酵調味料です。酒粕の香りが苦手な方や、お子様が食べる場合には、電子レンジで加熱してアルコール分を飛ばしましょう。香りもまろやかになり、使いやすい「酒粕醤油」のできあがりです。保存容器に入れて冷蔵庫で保存して3か月ほどで使いきりましょう。
今回は、白身魚のカルパッチョのソースにしてみました。オリーブオイルとの相性も良い「酒粕醤油」です。和風テイストのカルパッチョをお楽しみください!
【材料】
・酒粕:100g
・醤油:100ml
・白身魚:300g
・オリーブオイル:大さじ2~3
・芽ネギ:適量
・青じそ:適量
・ピンクペッパー:適量
酒粕×醤油が美味しい!
1./酒粕と醤油を1:1の割合で混ぜ合わせる。ボウルにそれぞれを入れて、ハンディブレンダーで攪拌してできあがり!子どもや、酒粕の香りの苦手な方は、耐熱ボウルに混ぜ合わせたものを入れて、電子レンジで3分ほど温めてアルコールをとばす。
香りも深い調味料に!
2./白身魚を薄切りにしてカルパッチョ用にお皿に並べる。芽ネギは、長さを揃えておく。青じそは、細かく切っておく。
カルパッチョの味付けに
3./白身魚を皿に並べて、オリーブオイルを回しかけ、ピンクペッパーを散らす。芽ネギ、青じそは、白身で巻くようにし、酒粕醤油をつけて召し上がれ!
芽ネギを巻いて召し上がれ!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
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