新米を楽しむ、ごはんのおとものご紹介です。
大葉は刺身のツマとして、漬物の香りづけとして、様々な献立で無くてはならないバイプレイヤーの食材ですが、今回は主役として楽しみます。大葉を一気に大量消費できるひとしなです。
大葉のごま醤油漬けの作り方
【材料】
・大葉:20枚
・醤油:大さじ1
・日本酒:大さじ1/2
・米酢:大さじ1/2
・みりん:大さじ2/3
・黒ごま:小さじ2
【作り方】
1./大葉を洗い、軸を落とし、ザルにあげる。
水気をしっかりと切るのがポイント
2./鍋に醤油、日本酒、米酢、みりんを入れ、ひと煮立ちさせ、粗熱を取る。
鍋縁にフツフツと気泡がたったらOK
3./2が冷めたら、黒ごまを入れ混ぜる。
4./清潔にした容器に、1の大葉を1枚入れ、その上に3の漬け汁をかけ、大葉と漬け汁とを交互に重ね入れ、1時間ほどしたら出来上がり。ごはんにのせて、ごはんを巻いて、お好みでお楽しみください(保存は冷蔵庫にて)。
大葉に、黒ごま香る醤油味をうつす
ごはんとの相性抜群、お供にどうぞ
新米が出回る秋は、ごはんのお供をあれこれと作ることが多くなる筆者です。
大葉のごま醤油漬けをごはんにのせてもよし、海苔のようにごはんを巻いてもよし、またはおにぎりを包んでも美味しいです。
大葉を食べたあと、残った漬け汁は、チャーハンなどの味つけでご活用いただけます。漬け汁もあますことなくどうぞお楽しみください。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://www.instagram.com/kokookuda/)
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。