旬の鮭とさつまいもをたっぷり入れて、土鍋でご飯を炊きます。程よい塩味の鮭と、ほくほく甘いさつまいもと、もちもちのご飯。3つがあわさって、うーん、旨いっ!
味付けには、ぜひ塩麹をお使いください。やさしい旨味が食材を引き立ててくれます。
鮭とさつまいもの土鍋ご飯の作り方
さつまいもは、あらかじめ電子レンジで少し柔らかくしておきます。味しみが良くなり、炊きむらを防ぐことができます。うすくち醤油にすると、色合いがきれいになりますよ。
ミツバを混ぜる場合、葉は香りが強すぎるので、茎のみの使用をおすすめします。
【材料】
・鮭(甘口):2切れ(1切れ約55g)
・さつまいも(皮をむいた正味):100g
・米:2合
・昆布:1枚(約2g)
・塩麹:小さじ2
・酒:大さじ1
・うすくち醤油:大さじ1
・水:400ml
・茎ミツバ(なくてもよい):適量
【作り方】
1./米をとぐ。3回ほど洗って、ザルにあげておく。
2./さつまいもの皮をむき、1辺が2センチほどのサイコロ状に切る。電子レンジ600Wで2分加熱し、軽く火を通しておく。
3./昆布は、水でぬらして固くしぼったキッチンペーパーで両面を拭いておく。
4./土鍋に米と水を入れる。昆布を米の中に埋める。
米の中に昆布を埋める
4./塩麹、酒、うすくち醤油を入れて、軽く混ぜる。
5./キッチンペーパーで鮭の表面の水気を拭き取り、米の上にのせる。2のさつまいもものせる。
材料をのせる
6./蓋をして、強めの中火にかける。5分から7分ほどで沸騰する。沸騰したら、吹きこぼれる前に弱火にして10分ほど炊く。火を止めて10分、蒸らすためにそのまま放置。
7./蓋を開け、鮭の骨を取って身をほぐす。熱いのでやけどに注意。
海の幸、山の幸の混ぜご飯
8./お好みで、1.5センチほどの長さに切った茎ミツバを加え、全部を底から混ぜる。
これぞ秋の土鍋ご飯
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
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