真っ白な新米に。なめたけをたっぷりのせていただく幸せ。
エノキダケは低カロリーなうえに、植物繊維やカリウム、鉄分を豊富に含んでいます。特筆すべきは、ストレス緩和やリラックス作用をもたらすとされるGABAという成分があることでしょう。
醤油麹を使えば、腸内環境を整えることも期待できます。旨味があるので砂糖はいりません。フライパン一つで簡単に作れますので、常備菜レシピとしてご活用ください。
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醤油麹なめたけの作り方
醤油麹の作り方は、関連記事を参照してください。
エノキダケは水耕栽培されているので、洗う必要がありません。石づきを切り落とし、オガクズがついていたら払い捨て、汚れがあるようならキッチンペーパーでふき取るだけで十分です。
【材料】
・エノキダケ:100g
・醤油麹:大さじ1/2
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ2
・酢:小さじ1
【作り方】
1./エノキダケの石づきは切り捨てる。長さ2センチほどに切る。
エノキダケの下準備
2./フライパンにエノキダケと醤油麹、酒、みりんを入れて、弱火にかける。
黒くトロっとした醤油麹
3./フライ返しで、底から混ぜて火を通す。材料すべてがよく混ざり、エノキダケがしんなりして茶色になる。
4./さらに過熱し、水分が少なくなってトロミが出てきたら、酢を入れて、混ぜる。
底から混ぜながら加熱する
5./酸っぱさが消えて、全体にトロっとしてきたら、出来上がり。火を止める。
ご飯のお供に、お茶漬けにも
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。