お米不足が解消されず、新米も驚くほどの高値。
そこで、おなじ炭水化物の仲間で色も白いうどんを使ったレシピを考えました。旬のサケやナメコを用いて、ほとんど汁なし、ちょっと豪華な丼みたいですよ。
うどんはご飯より、カロリーも糖質も低いことをご存知ですか? ダイエットにはご飯よりうどんがオススメです。
サケのほとんど汁なしうどんの作り方
塩分を加えていない新鮮な「生サケ」を用意します。塩鮭を買う場合は「甘塩」にしてください。
うどんはお好みの種類でかまいません。
サケの骨や皮が気になる方は、工程3でサケをほぐして骨や皮を取り除くとよいでしょう。後の工程は同じです。
【材料】(1人分)
・生サケ:1切(約80g)
・だし汁:100ml
・酒:小さじ1
・しょうゆ:小さじ2
・おろし大根:適量(目安として大さじ2)
・ナメコ:1/2袋
・ネギ:適量(目安としてあらみじん切りして大さじ1)
・しょうゆ漬けイクラ:適量
【作り方】
1./小鍋にだし汁と酒とサケを入れて、蓋をして弱火にかける。ふつふつしてきたらサケをひっくり返し、十分に火を通す。
サケの風味をだし汁に移す
2./サケに火を通している間に、野菜の準備をする。大根をおろす。ナメコはザルにあけて流水で軽く洗う。ネギはあらみじんに切る。
3./1のサケに火が通ったら、サケを取り出す。小鍋に2のおろし大根、ナメコ、あらみじん切りしたネギを入れて、混ぜる。ひと煮立ちさせる。
野菜を入れる
4./しょうゆを入れて、混ぜる。
5./用意したうどんを器に入れ、4を上からかけ入れる。
器に野菜を入れる
6./3で取り出しておいたサケとイクラを盛り付ける。
サケの「親子うどん」
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。