長野の郷土食、残りごはんで作る「こねつけ」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2024.06.19

「こねつけ」は、真田幸村が出陣前に腹ごしらえのために食したとされる、北信・東信地域に伝わる郷土料理です。ごはんと小麦粉を混ぜてこねて焼き、味噌だれを付けたもの。米が貴重だった戦国時代、不作の時に小麦粉を混ぜて焼いたといわれています。真田幸村最期の戦い、大坂夏の陣では兄の信幸と別れの盃とともに食したという逸話も残っています。
作り方は簡単で材料も身近にあるものばかり。残りごはんで作れ、手軽なおやつにもなります。

 

こねつけの作り方
塗るたれはお好みでくるみやゴマ、大葉などを入れても美味しく、味噌でなく醬油でもOKです。またごはんと小麦粉の割合も自由。小麦粉多めならもっちり感が強くなります。ごはんのつぶし方で食感が変わります。

 

【材料】
・残りごはん:200g
・小麦粉:100g(この量だとかなりもっちり)
・水:50ml
・味噌:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・本味醂:大さじ1
・サラダ油またはオリーブオイル:大さじ1

 

【作り方】
1./味噌、砂糖、本味醂をよく混ぜておく。
2/ボウルにごはん、小麦粉を入れて混ぜ合わせる。

ごはんと小麦粉をよく混ぜる

 

3./水を入れ、ごはんを握りつぶすようにこねる。ごはんのつぶし具合はお好みで。

ごはんを握りつぶすようにこねる

 

4./3を丸めてから平たくする。
5./フライパンを熱し、油をひいて中火にし、4を並べてきつね色になるまで両面を焼く。

6./両面がきつね色でカリっとしたら1を塗って出来上がり。

きつね色に焼いてたれを塗る

 

(文責・編集部)

 

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