秋に収穫されたサツマイモは、今の時季、熟成がすすんで甘味がぐっと増しています。この自然の甘味を生かした、愛知の郷土料理「鬼まんじゅう」を作ります。サツマイモ本来の美味しさを生かすため、つなぎの小麦粉はほんのわずかでOK。素朴な味がイモ好きにはたまりません。
「鬼まんじゅう」の作り方
サツマイモには大きく分けて、ホクホク系の紅あずま、鳴門金時などが、ネットリ系の紅はるか、安納芋などがあります。ホクホク系だとしっかりした食感に、ネットリ系だとやわらか食感に仕上がります。
【材料】
・サツマイモ:200g
・薄力粉:80g
・砂糖:50g前後(イモの甘さ加減で調整)
・本味醂:小さじ1
・塩:ひとつまみ
【作り方】
1./サツマイモは皮をむき、5~8mm程度の角切りにする。すぐ作る場合は水に浸ける必要はない。
材料を用意
2./ボウルに1と砂糖と塩を入れてよく混ぜ、イモに砂糖と塩をまぶす。
3./10分程度置いておくとイモから水が出てくる。この水分に混ぜるように本味醂を入れる。
水分が出てくる
4./3に小麦粉をまんべんなくまぶして混ぜる。小麦粉が水分を吸ってしっとりしたら、一握り取って、手でおにぎりを握るように固める。
5./蒸し器にオーブンシートや布巾を敷き、4を並べて20分程度蒸す。竹串を刺してスッと通ったら出来上がり。
蒸し器で蒸し上げる
ほんのり甘くて素朴な味
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